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香害 第一弾

こんにちは、Elisaです!
今日はバレンタインデーですね。日本式では女性から男性にチョコレートやお菓子などをプレゼントしますが、ヨーロッパでは男性から女性にお花などをプレゼントするもの。

と言いつつも、私のパートナー君は海外旅行中のため、今年はプレゼントするももらうもないんですけれどね。

さて、少し話題を変えて今日から数回にわたり、「香り」について考えてみたいと思います。写真のようなお花を見ると、つい良い香りがしてきそうですが、今回から書いていくテーマは自然な香りだけではなく、いわゆる人工的な「合成香料」がもたらす影響について。いやいや香料は悪いものじゃないでしょ、と思いがちですが、近年増え続ける人工的な強い香りで健康的な被害も結構出ているのです。

私は小さい頃から比較的化学物質に敏感だったため、例えば滞在する建物の新建材で気分が悪くなってしまったり、吐いてしまったりということもありました。これはいわゆる鼻から入ってくる匂いによるものなのですが、近年特に話題になっているのが柔軟剤、洗剤、香水、消臭剤、ボディケア、アロマキャンドル、更にはお菓子といった日常生活で何らかの形で体に触れる香料です。

通りがかる人の柔軟剤や、人からもらったものにすごく強い香りが浸透していたりすることがありますが、これを疑問に思ったことはありませんか?実際にそれを使って生活している人にとっては、もはや「当たり前」の香りなのですが、初めて嗅ぐ人にとってはやはり何かしら「いつもと違う」香りとして感じられます。これを「快」と感じるのか、「不快」と感じるのかには人によって、もしくはその人の感受性によって差があるかもしれません。

「香り」の歴史は古く、既に何千年も前から人間の生活には存在していました。古代エジプトやギリシャ、ローマでは儀式や美容だけでなく健康のために植物(香辛料や花など)から抽出した精油を用いていたと言われています。そして19世紀になると、化学の力によって香りの分子を分離したり抽出したりすることができるようになり、いつでも安く素早くラボで人工的な香りを作ることができるようになったのです。

こういった合成香料は体臭や家の中の生活臭をカバーするために使っている人が多いと思いますが、まず自然由来の香料と人工的な香料(合成香料)の違いを見ていきたいと思います。

〇天然香料
・植物の花、葉、果実、樹皮などから抽出される
・自然由来の香料は約300種類存在する
・抽出できる量が少なく、高価である
・自然に還すことができる
・容量を守ることで健康の維持や病気の予防に役立てることができる
・多くの精油は香りが蒸発し、長持ちしない(精油によりますが、だいたい2-6時間が限度。ベースノートと呼ばれる重い香りはものによって24時間以上残ることがある)
・酸化するため使える期間が限定される

〇合成香料
・ラボで全て人工的に作られる
・合成香料は約3000種類存在する
・成分の90%以上が石油由来
・天然の香りを再現したり、自然界にない香りを作り出せる
・人体や自然界に悪影響を与える可能性のある物質が多数ある(体内に残る、生分解されない)
・配合のために表示されていない成分が非常に多い
・ものによるが、香りは数日から数か月残る
・腐りにくく数年利用できる

ざっくり比較として挙げてみましたが、いかがでしょう。皆さんはどちらの方が良いと思いますか?

私が約7年前にアロマテラピーを学んだ時に講師の方が強くおっしゃっていたのが、「自然が作り出す香りは長く残りません。長く残る人工的な香りは、私たちの体にも同じように蓄積し、ゆっくりと体に影響を及ぼしていきます。。。」

ということで、次回は香りの体への影響について書いてみたいと思います。生活で使うアロマを選ぶ時の参考になれば嬉しく思います。それではまた次回😌

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

日本育ち、ウィーン在住の植物療法士。趣味カメラ、文章を書くこと。「自分たちの経験を書くことで一人でも多くの人をハッピーにしたい!」をモットーに発信中!

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