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遅発性アレルギー①

皆さん、こんにちは!Elisaです。

このところ気温の高いウィーンで、早くも夏バテ気味・・・。これから夏本番に向けて十分に体の準備をしなきゃいけませんね。

そんな炎天下の中、週末にはウィーンのLainzer Tiergarten(ラインツァー ティアガーテン)という大きな野生生物保護区に行ってきました。

いくつも入口があり、どこからでも入園できるようになっています。さすが野生生物保護区というだけあって、鹿やリスが普通に登場するのですが、暑さのせいもあってか満足するほどの出会いはありませんでした。 そして森をずっと抜けて3kmほど歩いていくと、ウィーンを一望できる高台に出ます。

暑い中、文句を言いながらも歩いてきた甲斐がありました。ここからの眺めは”Wiener Blick”と呼ばれ、まさにウィーンを望めるスポットとなっています。
毎週こういった自然に触れる機会を作り、いろんなものからデトックスしたいものです。

前置きが長くなりましたが、今回は少しフォーカスを皮膚に現れる問題の根底に潜んでいるものに当ててみたいと思います。

結果に対する原因は1つでないことが多いですが、まず最初に私が疑った問題は遅発性アレルギーでした。正直どこでこの言葉と出会ったのかは覚えていないのですが、きっと皮膚炎に悩んでいた私はありとあらゆることを検索したのでしょう。

遅発性アレルギーとはまさに言葉の通りで、ある食物を口にしてから数時間から数日後に不調として現れてくるもので、その症状は実に多岐に渡ります。頭痛だったりお腹の不調だったり、または湿疹だったり。私の場合は皮膚の問題、特にこの時は手湿疹でした。ただ、ステロイドをやめる前だったので、ステロイドによる皮膚炎も併発していたと思います。

そして2015年にお高い検査キットを自分で取り寄せ、検査をしてみました。一旦アメリカに送られるので2-3週間はかかったと思いますが、私もの下にはこんな結果が届きました。

反応が3以上の物はローテーションをすることが推奨されていますが、私の場合、卵白卵黄が振り切っていました。乳製品の反応はほぼなく、その他は小麦系がやや高め、そしてスギヒノキ花粉の交差アレルギーとしてトマトがやや高くなっていました。
普段あまり口にしないものも反応していたのが少しびっくり。

そして卵は一旦完全にやめ、小麦グルテンも丁度気になっていたので、控えるようにしました。するとその時は1-2か月で手湿疹がさーっと引いていきました。これは1つの指標として参考になると思います。

ただ実際のところは免疫の集中している腸の問題なのではないかという意見も多くあります。反応の高い食品は一時的(3-6か月)に除去してみると結果が表れることがありますが、その他は腸にダメージを与えている可能性のあるもの(砂糖、グルテン、カゼイン、お薬などなど)を控えてバランスをとっていく方がいいのかもしれません。

私はその後、卵に関しては注意しながら時々摂取していますが、それ以外に主に砂糖と小麦をなるべく控えるように努めています。極端な制限は逆にストレスになることもありますので、あくまで負担にならない程度に控えるようにしています。

このテストにより皮膚の問題がなくなったかと言われると、残念ながら治ったわけではありません。ただ、昨年2021年にもう一度検査をしたところ、興味深い結果が出たので、次回は比較しながらどんな変化があったのかをお伝えしたいと思います。

それでは今日はこの辺で!

 次回はKarinにバトンタッチです。

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

日本育ち、ウィーン在住の植物療法士。趣味カメラ、文章を書くこと。「自分たちの経験を書くことで一人でも多くの人をハッピーにしたい!」をモットーに発信中!

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