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ザルツブルグを歩く

皆さんこんにちは!Elisaです。

1月は父が来ていたこともあり、仕事であちこち回っている内にあっという間に1か月が過ぎてしまいました。

時の流れの速さに焦りを感じたりもしますよね💦

さて、そんな仕事漬けの日々だったのですが、ザルツブルグでのミーティング(オーガニックコスメ マリアスにて)の後に約2時間ほど街を散歩する時間を設けることができました。

ザルツブルグといえばオーストリアの中でも観光客が多い街の一つ。モーツァルトの出生地、サウンドオブミュージックのロケ地としてもよく知られていますよね。日本ではザルツブルグという書き方が浸透していますが、オーストリアではサルツブルク(Salzburg)と発音されます。Salzは塩、Burgは城を意味する言葉で、この地域に昔からあった塩(白い金とも呼ばれる)の鉱床が莫大な富をもたらしたことからSalzburgという名前が付けられたとされています。

そんな豊かなザルツブルグは今でも街並みが本当に美しい!古くから営まれている老舗からマクドナルドまで、こういった街の中に全て溶け込んでいるのです。

こちらは昔のドアベル。下で住人の番号のノブを引っ張ると、上のアパートでベルが鳴ります。こういう古い文化が楽しめるのもザルツブルグならではです。

これはトラハテン(Trachten)やディアンデル(Dirndl特に女性用)と呼ばれる民族衣装のお店。今でもフェスティバルや結婚式等で着られますが、最近ではモダンなスタイルが流行っています。

そして歩き続けると見えてくるこの黄色い建物があのモーツァルトの生家。ゲトライデガッセ(Getreidegasse)と呼ばれる小さな通りにあり、モーツァルトは1756年1月27日にこの家で生まれました。現在は下にSPARが入っていますが、生家自体は記念館として入場することができます。私は今から25年前に一度中に入ったことがあり、モーツァルトが実際に使用していたとされる楽器や家具を見た記憶があります。ザルツブルグを訪れた際にはぜひ入ってみてください🎵 モーツァルトはオーストリアを代表する偉人であるため、オーストリアにはモーツァルトクーゲル(Mozartkugel)というマジパンの入った丸いチョコレートが名物として存在しています。実に様々なメーカーが出しておりどれも同じようにおいしいのですが、ザルツブルクではフュルスト(Fürst)という老舗喫茶店もオリジナルのモーツァルトクーゲルを出しています。

フュルストは1884年にザルツブルグに開店した製菓店で、現在は市内で喫茶店として親しまれています。おいしいケーキやコーヒーと共に観光客が楽しみにしているのがこのモーツァルトクーゲルなのです。

銀色の紙に包まれたモーツァルトクーゲルは、通常スーパーで販売されているものの1.5倍くらいの大きさがあり、手作りのとても優しい味がするのです。これもぜひおすすめしたい名産品です。

では最後に私の大好きな景色をお届けしましょう!

これはザルツブルグを代表する名所でもあるホーエンザルツブルグ城(Festung Hohensalzburg)です。1077年、公国と大司教を攻撃から守る目的で建てられた(建設開始)いわゆる防衛施設です。その当時の大司教の権威主義的な政治を表すものでもあります。実際に要塞としての役割をすることはなかったと言われていますが、何度もリノベーションが加えられ、1500年に現在の外観になったそうです。現在は建物のツアーができるようになっており、歴史的な背景をみると共にザルツブルグの景色も一望することができます。

たった数時間のザルツブルグ観光でしたが、少し街並みをお楽しみいただけたでしょうか?オーストリアは北海道とほぼ同じ緯度、大きさも似たような比較的小さな国で、歴史や美しい自然がコンパクトにまとまったところでもあります。ヨーロッパを旅行の際にはウィーンだけでなくザルツブルグにもぜひ立ち寄ってみてくださいね!

それでは次回もお楽しみに!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

日本育ち、ウィーン在住の植物療法士。趣味カメラ、文章を書くこと。「自分たちの経験を書くことで一人でも多くの人をハッピーにしたい!」をモットーに発信中!

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