皆さんこんにちは。お元気でお過ごしですか?Karinです。
ここのところオーストリアは年度末が近づいてきているため何とも忙しい。。。子どもたちの行事に追われていてなかなか時間が取れず、前回は急遽Elisaに順番を変わってもらいました。ごめんなさい。でもElisaの素敵な写真をたくさんお楽しみいただけたのではないでしょうか?今週はまた私の投稿にお付き合いくださいませ。
ここ最近1歳8か月の次男の「いやいや」「ないない」が目立つようになってきました。何に対してもまずは否定!そして自分の思うようにいかないと結構な癇癪を起します。長男はこんなふうな癇癪の起こし方をしなかったなぁなんて思い返したり。。。でも次男の精一杯の癇癪を見ると可愛くなってしまうんですよね。心の中では笑ってしまうのですが、なるべく次男の思い通りにならないことや、伝えられないであろうその気持ちを代弁しながらギュッとしてあげるようにしています。
次男が気持ちを伝えられるまでにはまだまだ道のりは長いですが、言葉はどんどん増えてきています。昨日は6歳の長男と朝から面白い会話をしていました。
最近時間を言うことにはまっている次男と、時計をちょっとずつ読めるようになってきた長男。
次男「ママ、今7時。」
長男「次男くん、7時の次は何だと思う?」
次男「うーん。わからない。」
6歳と1歳の会話に思えず笑ってしまいました。とにかく長男が一生懸命次男とお話をしてくれることと、次男のすぐにまねをするという癖が言葉の発達にとても良い影響を与えているように感じます。長男が発表会で歌う歌の歌詞もちゃっかり覚えてしまいました。これぞ次男!日々子供たちの成長を見て本当に楽しませてもらっています。
今日は前回に引き続き骨盤底筋のお話をしたいと思います。この目に見えない筋肉が衰えることにより3人に1人の女性が尿失禁に始まる様々な問題に悩まされていると言われています。(実際はそれより多いと思われます)ところが意外にも自覚していない人も多く、「尿失禁はありますか?」という質問に対して「ありません。」という答えが返ってくるのですが、「では、くしゃみや咳などで尿が少し漏れることがありますか?」という質問に対しては「はい。」との答えが返ってくることがよくあります。少量でも尿が漏れるのであればそれは立派な尿失禁です。もしかすると常に尿漏れパッドを使用しているよという方もいるのではないでしょうか?ある一定の年齢になればそれが当たり前のことだと思っている人も少なくないと思います。
しかし“尿漏れパッドを使っている人が多い”=“尿漏れパッドを使うことが当たり前”ではないということをぜひ忘れないでほしいと思います。
以前骨盤底筋について書いたときに構造について書きましたが、もう一度ざっくりと書きます。骨盤底筋は3層構造になっており、一番表の層は尿道と膣の周りをぐるっと、肛門の周りをぐるっと一周していて8の字型をしています。この部分はおもに尿道や肛門を締めたり緩めたりする役割をしています。中間層は恥骨と両座骨の間にピンと張っていて三角形をしています。主に尿を止める働きをしています。一番奥にある深層の部分はロート状をしていて私たちの内臓をしっかり支えてくれています。一番外側にある表層の部分は尿道と膣の周りをぐるっと、肛門の周りをぐるっと一周していて8の字型をしています。この部分は咳をしたときに手で感じたように骨盤底筋の中でも一番動きが感じられる層だと思います。おもに尿道や肛門を締める役割をしています。中間層は恥骨と両座骨の間にピンと張っていて三角形をしています。主に尿を止める働きをしています。そして一番深層はロート状をしていて主に臓器を支える役割をしています。特にその中の肛門挙筋と言われる筋肉がこれら骨盤底筋群の中では一番肝になる部分になります。

この肛門挙筋というのは3つの筋肉からなっているのですが、これがしっかり働いてくれないと尿失禁だけではなく、臓器脱や痔といった様々な症状があらわれてくるのです。
表層部分は割と簡単に感じられるので、そこを動かすことで骨盤底筋を鍛えているような錯覚に陥るのですが、この部分のみを鍛えても肛門挙筋が弱いと、表層部分はいつか上からの圧力に耐えられなくなってしまいます。
また骨盤底筋、特に肛門挙筋は私たちの姿勢ともとても大きく関係しています。姿勢が悪かったり、骨盤の位置が悪いとちゃんと働いてくれないんですね。ここを改善するだけでも肛門挙筋にスイッチが入りやすくなります。
さて今回は少し簡単にまとめましたが次回は姿勢と骨盤底筋のお話から続けていきたいと思います。どうぞお楽しみに!


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