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布おむつ奮闘記⑦ ウールで大丈夫ですか?

皆さんいかがお過ごしですか?今週もKarinのブログは日本からお送りします。

日本に滞在していたこの3週間残念ながらお天気には恵まれなかったのですがそれでも自然を満喫することができました。特に白駒池の幻想的な苔の森には本当に感動しました。まるでジブリの世界にでも入り込んだかのようなとても不思議で美しい風景でした。あと少しでまたウィーンに戻りますがこの短期間に日本の大自然からもらったエネルギーはこれから1年の私の原動力になると思っています。それにしても楽しい時間は過ぎるのが本当に早いですね。。。

さて今週はおむつカバーのお話です。色々と調べ始めて数週間が過ぎました。本当に時間さえあれば調べていたような気がします。そして私はついに羊毛という素材に行きつきます。

羊毛は父がお店で扱っている寝具にもよく使われていて私にとってはとても身近にある素材です。

しかしおむつカバーにとなると正直最初に私が思ったのは、まずは暑そう。それに臭いそう。何となくお手入れが大変そう。そして私自身が動物の毛に対してアレルギーを持っているため息子にもかゆみが出ないか心配。

このようにあまり良いイメージがわかなかったのですがとにかくDisanaというドイツのメーカーのおむつカバーに感動したと言っていた人が多かったので「まぁ、ダメもとで試してみるか」というような感じで取り寄せてみることにしました。

ところが使用してみるとこのおむつカバーの素晴らしさに私も感動してしまいました。

これは本当にお勧めです!!

まずはお手入れの簡単さ。実はこれ2~3週間ほど一度も洗濯をせず使えます。内側が濡れてしまったときは裏返して干しておきます。しかしおしっこで濡れてしまっても自然の浄化作用があるので全く臭いません。これには本当に驚きました。洗濯も洗濯機で30度のウールプログラムで洗えます。何か月かに1度洗濯のあとにラノリン(羊毛からとった脂肪)を水に混ぜたものに6時間ほど漬け込み、その後脱水し乾かします。皆さんも存じのとおり羊毛は水分を吸収してくれるためかなりのおしっこの量にも耐えられます。そして洗濯を重ねることにより羊毛が程よく絡み合いラノリンが水分をはじくため本当に漏れないおむつカバーになります。これを使い始めてから朝まで安心して眠ることができるようになりました。

羊毛のおむつカバーがこれほど使いやすいものだと分かると、日中も使ってみたいなと思うようになります。このDisanaのおむつカバーはパンツタイプで2重になっているので完全に乾くのに少し時間がかかります。日中はもう少し薄手で乾きが早いものが無いかなと探しているとチャックルベビーという日本製のおむつカバーに出会います。

これはネルタイプの羊毛おむつカバーでとっても乾きやすく厚みも少ないのでたくさん動く時間帯はこちらの方が子どもも動きやすくとっても重宝しました。こちらもとってもお勧めです。

私はこのDisanaのパンツタイプのものを2枚、チャックルベビーのネルタイプのものを3枚使っていましたが2~3週間に一度洗濯をし、3か月に1度くらいラノリン処理をしていました。それで充分回せていました。

また真夏の30度を超えるときでもずっとこれらを使っていましたが息子がおむつの部分に汗をかいていることは今まで一度もありませんでした。幼稚園では布おむつを扱ってくれなかったため息子は紙おむつで半日ほど過ごしていたのですが、幼稚園から帰ってくるとおしりと腰の部分が赤くなってることがありましたが、家で羊毛のおむつカバーで過ごして朝起きると赤くなっていた部分はすべてまた元通りになっていました。

実際に使ってみるまでその良さに気が付きませんでしたが、羊毛は吸収力、温度調整能力にとても優れた本当に素晴らしい素材なんですよね。

次回の私の投稿では布おむつの洗濯、お手入れについてのお話を書いてみたいと思います。お楽しみに。

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

オーストリア在住、アラフォー2児の母。女性専門トレーナーとして、妊娠・出産・更年期などライフステージに寄り添ったサポートをしています。家族との暮らしや健康、子育てをテーマに発信中。

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