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我が息子たちの発達の話

皆さん、暑い中いかがお過ごしですか?Karinです。

来週も35℃前後を記録する予報が出ている猛暑のウィーンですが、最近はそれに伴い「虫」問題に悩まされております。とはいっても悩まされているのは私だけですが。。。長野県の森の中で育ったにもかかわらず私は大の虫嫌いで、夫からはセラピーを受けた方がいいとまで言われているほど。特にジャンプをするものと飛行するものが本当に苦手です。

6月のある日、夫が泊りで留守をしていた時、次男を昼寝させていると長男が「ママ、お風呂場のドアの所にバッタがいるよ。」と。恐る恐る見てみると10cmほどのバッタがいるではありませんか。もーこれはヤバい。なんとこの私、午前中いっぱいこのバッタと格闘しました。ゴミ袋とハンガーで作った即席虫取り網で、奇跡的に窓の外に出すことに成功しました。

また別の日、夫と息子たちはもうベッドに入っており、一人片づけをしに電気のついたリビングに入ると何か大きいものが電気の周りを飛んでいます。一目でスズメバチだと分かりました。(私の実家があるところはスズメバチが多く、しょっちゅう家の中に入ってきていたので判断はプロ級です)「リビングにスズメバチがいるよー。」と夫をたたき起こすと「嘘だよ、こんな都市のど真ん中にいないよ。」と全然信じてくれず。渋々リビングまできてくれた夫は「ほんとだー。」とびっくりしていました。そしてほうきを使ってスズメバチを外へ追い出してくれました。

そして先日はキッチンにいたハチに気付かずキッチンへ入るとなんと私のおでこにハチがぶつかり刺されるという何ともレアケースに遭遇。

何で私ばっかり???

一つ言えるのはオーストリアは網戸が無い文化なので、夏窓を開けていると虫が入ってくるのはある程度当然のこと。それは分かっていますが、それにしても私は何でこんなに虫に好かれるんでしょうかね??

さて前置きが長くなりましたが、今日は息子たちの発達についてお話してみたいと思います。

最近SNSなどでよく目にするようになった子どもの発達の話。誰しもが親になればかわいい我が子の発達については気になりますよね。私ももちろんその一人です。2人の男の子の母親になってもうすぐ11か月。(早いですよねー。)同じ親から生まれた同じ性別の子どもたちで発達のスピードにこんなに差があるのかと、分かっているつもりでも正直びっくりしてしまいます。分かりやすいように下に並べて書いてみました。

長男の場合

寝返り    4ヶ月 

一人座り   9ヶ月 

ハイハイ   10ヶ月 

つかまり立ち 9ヶ月 

伝い歩き   11ヶ月

一人歩き   1歳4ヶ月 

最初の歯   1歳4ヶ月

次男の場合

寝返り    3ヶ月 

一人座り   7ヶ月 

ハイハイ   8ヶ月 

つかまり立ち 8ヶ月 

伝い歩き   9ヶ月

一人歩き   もうすぐ

最初の歯   6ヶ月

我が長男はとてもごゆっくりさんでした。「ちょっと遅くないかな?」と心配したこともありましたが、のんびり彼のテンポでちゃんと成長してきました。一番驚いたのは1歳4ヶ月で突然奥歯から生えてきたとき。これには小児科の先生も珍しいと彼の口の中を覗き込んでいました。これはどうも夫側の遺伝子のようで、夫の家族はみんな歯が生えてくるのがかなり遅かったようです。次男が6ヶ月で最初の歯を披露した時には、夫の家族がみんな声を上げて驚いていました。

我が次男は長男とは真逆のせっかちさん。3ヶ月でさっさと寝返りをやってのけ、8ヶ月になるかならないかでベビーベッドの柵につかまり立ち上がることを覚えてしまいました。これはちょーっと早すぎるなと思い、理学療法士さんに相談したところ、その方も私と同じ見解で「早すぎる」と。もちろんもっと早い子もいるのは当然ですが、早いことが必ずしもいいわけではないんですよね。とにかくたくさんハイハイをさせてくださいと言われました。マットレス、クッション、ブロックなどを使って床に障害物を作り、その上をハイハイさせて腹筋を鍛えさせてくださいと。腹筋が弱いわけではないのですが、立ち上がるのにはまだ弱すぎるため、今これで立つことを覚えて歩き始めてしまうと、のちのち怪我をしやすくなるそうです。立ち上がったらおもちゃを使ってハイハイに戻す。そして立っている足は必ず平行にする。抱っこしておろすときは座らせず、仰向けかうつ伏せにすることを徹底してやってきましたが、10ヶ月半、ついに自ら立ち上がることを覚えました。なるべく歩き始めるのを1歳まで遅らせてくださいと理学療法士さんに言われていましたが、、、、残念ながら無理そうです。

下の子は上の子を見て育つから発達が早いと聞いていて知っていましたが、これほど違うと驚きですよね。

もう一つ、上の比較の表の中で触れなかった言葉の発達についてですが、我が息子たちは日本語とドイツ語のバイリンガルで育っているため何が標準なのか正直分からないというのがあります。(バイリンガル育児についてはこちらに書いています)バイリンガルは言葉の発達がゆっくりと言われていますので、きっと言葉が出るのは遅いんだろうなと思っていたのですが、長男は1歳ちょっと前にいくつかの単語を意味を分かって使い始めました。私は長男と一緒にベビーサインのクラスに通っていたのでそれが言葉の発達にいい影響を与えたのかもしれません。この言葉の発達が1歳4ヶ月まで歩かなかった長男の発達をあまり心配しなかった大きな理由でもあります。次男はというと、長男の時に習ったベビーサインを早くから教え始めたので、おっぱい、拍手、バイバイは7ヶ月ころからやり始めました。10ヶ月になったころからは車を動かしながらブーブと言っています。

お子さんのいるご家庭なら、あるあるなお話だったかもしれませんが、いかがだったでしょうか?子どもたちも本当にそれぞれです。成長のテンポには時としてかなり大きな幅があることは頭のどこかに置いておきたいです。ごゆっくりさんの成長もせっかちさんの成長も温かい目と大きな心で見守ってあげたいものですね。

ではまた次回の投稿で!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

オーストリア在住、アラフォー2児の母。女性専門トレーナーとして、妊娠・出産・更年期などライフステージに寄り添ったサポートをしています。家族との暮らしや健康、子育てをテーマに発信中。

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