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3人目問題

皆さんこんにちは。だいぶ暖かくなってきましたが、いかがお過ごしですか?Karinです。

前回お話ししたように我が次男は今月からTagesmutter(子どもを自宅で預かってくれる保育ママさん)の所に通い始めました。そしてなんと彼の慣らし保育は物の2週間弱で終わったのです。ほとんど泣きもせず朝から午後3時までほかの子たちと楽しそうにやっているようです。とにかく人とコミュニケーションをとるのが好きな子なので本当に楽でした。

しかし子どもの社会の中に入るとやはりもらってきますよねー、風邪。早速先週末軽―い風邪をひいていました。ただ次男は風邪をもらっても割と鼻水のみで、あまり熱を出して寝込むことは無かったのであまり心配はしませんでした。そして今回も何もせず風邪は自然と治りホッとしたところでした。ところがその夜突然陰部が痛いといって泣き始めたのです。その場は泣き止んで朝まで寝たのですが、朝になって見てみると確かに陰部が赤黒く腫れていました。さてどうしたものかと思っていたのですが、その日はどうしても用事があり次男を抱っこ紐で連れて行かなければありませんでした。そして抱っこ紐に入れようすると火が付いたように「痛い、痛い」と泣き叫び始めたのです。これはただ事ではないと思い小児科に連れて行きました。結果菌が繁殖してしまったということですが、それほどひどくはないとのこと。先生は「一応最終手段の塗り薬は出しておくけど、これは本当に最終手段ね。紅茶を塗っておけば大丈夫だから。」と。早速濃く煮だした紅茶でおむつ替えの度に陰部を拭きました。すると次の日には全く痛がらず、腫れも色も元通り。また薬を一つ節約できました。紅茶ってすごいんだなーと心から思った出来事でした。

さて、今日はちょっと繊細なテーマ「三人目問題」についてお話したいと思います。

繊細なテーマなためそういう内容が苦手な方はここから先読み進めないことをお勧めいたします。

みなさんは子どものころ「将来子どもが欲しいなぁ。」とか「子供産むなら2人かな?」とか考えたことありましたか?私は正直な話をすると自分が子どもを持つまでは子どもが苦手でした。それでも漠然と自分が3姉妹だから子どもを持つなら3人くらいかな?と思っていました。実際子どもが欲しいと明確に思ったのは、上司が子どもを産んだ時。赤ちゃんがかわいいと心から思ったのは初めてで、その時自分も子どもが欲しいと強く思ったのです。その上上司が母親となっていく姿を見て、とても心を動かされたのを覚えています。女性ってすごいな、と。

我が子がかわいいのは当たり前だと思いますが、私も長男を妊娠して、出産を経験して、自分が子どもをこんなに大切でかわいいと思えることに最初は驚いたりもしました。そして現在子ども2人の母親になってみて、この2人以上に大切なものは無いなと日々思っています。今まで大切だと思ってきた物質的な物の価値が私の中でほとんどなくなってしまった感覚というのでしょうか?

そして特にここ3週間、次男がTagesmutterの所に通い始め、少し手が離れたことで「あー、もう一人ほしいな」と思う自分がいることに気づきました。

自分でも3人目を持つことは現実的ではないと良く分かっています。我が家は両親も義両親も近くに住んでいませんし、毎年日本に帰るという支出も家族が増える分大きくなります。(この帰国費は我が家にとってはかなり大きな問題です)

また年齢的にもかなり厳しい。しかも以前お話したことがあるように私は現在38歳ですでに更年期に片脚を突っ込んでおり、妊娠できるのかすらも危ういところです。(私の抗ミュラー管ホルモンのお話はこちら

そして何より夫は3人目を希望していません。

これらを考えると無理なのは明確。それなのに頭のどこかでいつも「もう一度自分の産んだ赤ちゃんを抱きたい」と思ってしまうのです。皆さんはこんな思いと葛藤したことはありますか?

もう2人子どもがいるのに贅沢な話だと思いますし、よく考えればこれは単に私のエゴでしかないとも思います。しかも自分でもなぜ3人目が欲しいのか理由すら説明することができないのです。そういうものなのでしょうか?

私の日々の頭の中での葛藤を文字にして吐き出した形になってしまいましたが、きっと同じようなことを思っている方も少なからずいるのではないでしょうか?

こんな風に思っている私ですが、実際には妊活や不妊治療をしたいとは全く思っていません。3年以上に及ぶ2人目の妊活は私にとっても夫にとっても精神的に大変なものだったので。。。私たちの元へ来たいと思ってくれている命があるのであれば、妊活をしようがしまいが来てくれるのでしょう。運命は天に任せ仕事に集中したいなと思っている今日この頃です。

ではまた2週間後に!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

オーストリア在住、アラフォー2児の母。女性専門トレーナーとして、妊娠・出産・更年期などライフステージに寄り添ったサポートをしています。家族との暮らしや健康、子育てをテーマに発信中。

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