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骨盤底筋トレーナー実験レポート

皆さんお元気でお過ごしでしょうか?Karinです。

今週はちょっとご報告からになります!

いよいよ6月からウィーンでピラティスクラスを始めることになりました!!!

女性は妊娠出産や更年期など年齢とともに様々な身体の変化を経験します。それに伴い元に戻らないぽっこりお腹、尿もれ、腰痛、また重症になってくると臓器脱などの症状が現れることがあります。そんな症状改善に少しでも役に立てるようコア、骨盤底筋にスポットをあてたクラスを始めます。症状はないけれど将来を考えて予防のために参加したい方も大歓迎です。レッスンではトレーニングだけでなく模型や絵を使った身体の説明や、日常生活での身体の使い方などもやっていけたらいいなと考えています。ウィーン在住の方でご興味のある方ぜひお待ちしております。これから徐々に日本からも参加できるオンラインレッスンや産前産後クラスなども始めて行きたいと思っておりますのでお楽しみに!

レッスンの概要
6月より毎週水曜日 10:30~11:30
場所はKollergerngasse 4/8a ウィーン6区
(U3/13A/14AでNeubaugasse 駅より徒歩1分)
ドロップイン:25ユーロ
5回チケット:120ユーロ
10回チケット:220ユーロ

さて今回も引き続き骨盤底筋トレーナーのお話をしていきたいと思っています。どうぞお付き合いくださいませ。

最終的に1つに絞った骨盤底筋トレーナー“ぺリフィット ケア+”を使い始めて1ヶ月。初めのうちは週に3回ほど10分程度の感じでトレーニングをしていました。ゲームは大体1回のトレーニングで4種類。毎回ランダムに違うゲームが選ばれるので飽きずにトレーニングができます。

徐々に手ごたえを感じ始めたのと同時に自分の苦手なものも分かってきました。私の骨盤底筋は収縮の力と持久力は結構あるのですが、速い動きとコントロールがだめ。特に徐々に緩める感覚と、完全に緩めた感覚があまり分からないんです。

ぺリフィットのHPの写真を使用しています。

骨盤底筋のトレーニングというと筋肉を鍛えるとか、ギューッと上に引き上げることをイメージする人がほとんどだと思いますが、緩めることはそれ以上に重要なことと言っても過言ではありません。骨盤底筋には柔軟性が最も大切なんです。

そこで私はかかりつけの理学療法士さんと相談をし、骨盤底筋トレーナーでのトレーニングを週6回に増やし様子を見ることにしました。

皆さんは回数を増やしたことでどんな結果が得られたと思いますか?

残念ながら症状が改善されるどころか、どちらかというと悪くなってしまったんです。産後半年の時の投稿で書いていますが、私は腹圧性尿失禁があり、くしゃみや咳を何度も連続してすると少し漏れてしまうというくらいの症状です。ところが週6回トレーニングをするようになってから一度のくしゃみや咳で漏れてしまったり、膀胱がいっぱいになるとそれだけで漏れてしまうという状態になったのです。

私の場合は実験も兼ねてやっているのでこれは面白いと思い、トレーニングを短期的にやめてみました。すると症状が改善されたのです。以前も何度か書いているのですが、私の場合は骨盤底筋が弱いというよりどちらかと言うと凝ってしまうことにより理想的な動きができないというのが当てはまるような気がします。骨盤底筋トレーナーでは緩めるという動作もしっかり練習するのですが、やはりどうしても弛緩より収縮の比重が大きくなってしまうように感じます。それにより私のように凝りに傾く人には逆効果になってしまう場合があるのです。

これは何に置いてもいえることなのですが、一口に骨盤底筋と言っても人によって必要なトレーニングは変わってきます。ある人は強さが必要かもしれませんし、またある人は持久力が必要かもしれません。私のように緩めることをトレーニングする必要がある人もいます。

この骨盤底筋トレーナーは手軽で楽しく家で骨盤底筋を鍛えるためにとてもいいと思います。ただ私はこのトレーナーでトレーニングを始める前に、自分の骨盤底筋の状態と、何が自分の骨盤底筋に足りないのか、必要なのかというのを専門の人にしっかり見てもらいアドヴァイスをもらう必要があると思います。それをせずトレーニングをしたとしても症状の改善どころか悪化に導いてしまうことすらあるということを忘れてはいけないと思っています。

私の骨盤底筋は現在進行形で実験中です。これからもまだまだ情報として色々書いていきたいと思いますのでお楽しみに!

ではまた!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

オーストリア在住、アラフォー2児の母。女性専門トレーナーとして、妊娠・出産・更年期などライフステージに寄り添ったサポートをしています。家族との暮らしや健康、子育てをテーマに発信中。

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