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シチリア旅行記 前編

皆さんこんにちは、Karinです。

日本も急に暑くなったと聞きましたが、いかがお過ごしですか?

ウィーンも急激に気温が上がりここ数日30度前後と暑い日々です。我が家の夏のお供の扇風機も今週からフル稼働しています。今年は暑い夏になると言われているので今から色々と暑さ対策を考えないといけないですね。

さてオーストリアは今週で今年度が終わり、来週から8月末までの2か月間夏休みに入ります。そんな中私たちは早々シーズン前に家族旅行に行って参りました!9月から長男が小学生になるので、オフシーズンの旅行はこれが最後になります。

私たちがその旅行先に選んだのはシチリアです。もう説明するまでもありませんが、シチリアはイタリア領の地中海に浮かぶ最大の島で、とても豊かな自然と歴史的な遺跡が大きな魅力の島です。古代ギリシャやローマ、アラブなど色々な文明の影響を受けた遺跡や、何といっても美しい海、活火山のエトナ山など見どころがいっぱいです。また、オリーブやレモン、海産物などの美味しい食事も楽しめます。

8年前私たち夫婦は新婚旅行でイタリアを訪れました。ナポリのピザ、ポンペイの遺跡、シチリアはパレルモの美しいミイラとタオルミーナの海。二人で色々なものが楽しめた素晴らしい新婚旅行でした。中でもシチリアはとても印象に残っており、ぜひもう一度行ってみたいなと思っていました。

今回はシチリアでも南の方シラクーザ、ラグーザ、カターニアを8日間かけて見てきました。

ウィーンから飛行機で2時間、朝9時にカターニア空港に降り立ちました。(子連れの朝3時起きはホントきつい。。。)すでに気温は30℃に近づいていました。そのままバスでシラクーザへと向かいます。シラクーザは古代ギリシャ時代にはシチリアで最も重要な都市のひとつでした。なのでその遺跡が数多く残されています。

シラクーザの街

こちらはアポロ神殿。紀元前6世紀ごろに建てられたシチリアで最も古いドーリア式神殿の跡です。ビザンチン時代にはキリスト教会に改築され、アラブ時代にはモスクに、ノルマン王時代には再び教会として使われ、スペイン王時代には兵営に使われました。現在は一部しか残っていませんがとても存在感があります。

これはドゥオーモです。紀元前5世紀ごろ建てられたアテナ神殿の遺構を利用し、7世紀ごろにキリスト聖堂に改築された司教座教会。写真が無いですが、、、聖ルチアの銀製像はとても有名ですね。

そしてこちらはネアポリ考古学公演。ギリシャ劇場やローマ円形闘技場、古代ギリシャ人が石灰岩を切り出した採掘場など見所満載でした。次男はベビーカーでぐっすりでしたが、長男は洞窟や遺跡などに大はしゃぎ。子どもでも結構楽しめて本当によかった。

天国の石切り場内にあるディオニシオスの耳
円形闘技場

子連れ旅行の1日にしてはかなりのボリューム。でもみんなそれぞれに色々吸収できた1日でした。

そして翌日私たちはさらに南下し、ラグーザ県のポルト・ウリッセ・ビーチをめざします。そこで4日間海を楽しむためにアパートメントを借りました。アパートメントの目の前が海だったで、子どもたちは毎日海を思う存分満喫していました。バーベキューをしたり庭のジャグジーに入ったりと日ごろ住んでいるウィーンでは経験できないようなことを目をキラキラさせながら楽しんでいました。

アパートメントのお庭
アパートメントからすぐの海
貝殻集めって楽しいですよね

この旅で1つ「あー、こうすればよかったな」と思うことがあります。それはこういう都市部ではないところに行くときはレンタカーを借りた方がいいということです。アパートメントから一番近いスーパーまでは3kmほどあり、気温35度を徒歩で行き帰りするのは結構大変。私たちはタクシーを使ったりしましたがとても不便だなと感じました。

海での楽しい時間を過ごし次の目的地に行くのにもタクシー、電車、バスを乗り継いでいくのですが、そこでハプニングが。。。

そのあたりのお話は次回の投稿で!

では皆さんも暑さに負けないようにお過ごしくださいませ。

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

オーストリア在住、アラフォー2児の母。女性専門トレーナーとして、妊娠・出産・更年期などライフステージに寄り添ったサポートをしています。家族との暮らしや健康、子育てをテーマに発信中。

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