皆さんこんにちは。Karinです。
昨夜から次男が胃腸炎にかかってしまったようで、久しぶりに大変な夜中を過ごしました。次男は突発性発心以外これと言って大きな風邪をひいたことが無く、実質初めての大きな風邪。大人でも胃腸炎は嫌なものですから、小さい子の胃腸炎はますます可哀そうですよね。私と夫は掃除と洗濯に追われ少々疲弊しております。そんなこんなでブログが少し遅くなってしまいました。本当にごめんなさい。胃腸炎の感染力は半端ないので、とにかく家族内流行が起こらないことを心から願うばかりです。
さて今日は少し音楽の都ウィーンから「ウィーン学友協会」のお話をしてみたいと思います。どうぞお付き合いくださいませ。
「ウィーン学友協会」は日本でもとても有名かと思います。毎年新年にウィーンフィルのニューイヤーコンサートが行われるコンサートホールで、このニューイヤーコンサートの模様は日本でも毎年テレビで放映されていますよね。
Wiener Musikvereinという名で親しまれているこの「ウィーン学友協会」はウィーン1区にあり、1870年に建てられました。もともとは毎年ニューイヤーコンサートが行われている大ホール(Großer Saal)と小ホール(Brahmus Saal)の2つのホールしかなかったのですが 2004年に地下にガラスのホール(Gläserner Saal)、金属のホール(Metallener Saal)、石のホール(Steinerne Saal)、木のホール(Hölzerner Saal)の4つのホールが作られコンサート以外にも会議やイベントなどに利用されています。
私も子どもが生まれる前は何度も演奏会に足を運びましたが、「ウィーン学友協会」での演奏会はやはり毎回格別なものでした。母親になってからはなかなか演奏会に行く機会も減ってしまったのですが、昨年お友達に誘われ、子どものための演奏会のチケットを定期購入しはじめたことで思いがけずまた音楽に触れる機会が出来たのです。しかも子供と一緒に。
「ウィーン学友協会」では子どものための演奏会が定期的に行われていて、年齢に合った演奏会のチケットを定期購入することが出来ます。我が家では長男のために6歳からの演奏会のチケットを買っており、年間4回小ホールで素敵なひと時を過ごしています。
先週末、今年度最初の演奏会がありました。今回の作品は「白鳥の湖」。ウィーン国立バレエ団のダンサー4人による踊りに、ピアノとチェロの生演奏、さらにデジタルを駆使した舞台背景が加わり、大人の私でも思わず引き込まれるほど迫力のある舞台でした。

王子さまの役は、現在ウィーン国立バレエ団で活躍されている日本人ダンサーの根占啓佑さん。繊細さと力強さを兼ね備えた踊りに、会場は魅了されていました。ピアノとチェロによる「白鳥の湖」は、オーケストラとはまた違った響きで、物語の世界をより鮮やかに感じさせてくれました。
我が長男もまだ7歳でクラシック音楽にもバレエにも大して興味がるわけではないので1時間座っているのが限界ですが、それでも子供の時から本物の芸術に触れられることはすばらしいことですよね。そんな機会があることに本当に感謝です。今年度はあと3回あるので今からとても楽しみです!
では皆さんも体には十分お気をつけてお過ごしください!


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