皆さんこんにちは、Karinです。
前回の私の投稿で「私と骨盤底筋との出会い」と「骨盤底筋とは何か」ということを簡単にお話しました。今日は私自身の経験を含めもう少し詳しく書いてみたいと思います。
骨盤底筋は骨盤の底にハンモックのようについているというお話をしましたが、実際自ら見ることのできる筋肉ではないですし、おなかのシックスパックのように鍛えた結果が鏡で見えるものでもありません。ではここで1つ骨盤底筋を感じることができる方法をご紹介します。とっても簡単です。
まず画像のように片手の手のひらの上に座るようにして椅子にまっすぐに座ります。中指が尾骨の近くまで行くように手を置いてみてください。そしてこの状態で咳をする真似をします。咳をするたびに手の上に圧力がかかるのを感じましたか?これが私たちの骨盤底筋です。目視はできなくても手で感じることで「あー、ここにあるんだな」ということが分かっていただけたと思います。

この骨盤底筋ですが厳密にいうと3層構造になっています。一番外側にある表層の部分は尿道と膣の周りをぐるっと、肛門の周りをぐるっと一周していて8の字型をしています。この部分は咳をしたときに手で感じたように骨盤底筋の中でも一番動きが感じられる層だと思います。おもに尿道や肛門を締める役割をしています。中間層は恥骨と両座骨の間にピンと張っていて三角形をしています。主に尿を止める働きをしています。一番奥にある深層の部分はロート状をしていて私たちの内臓をしっかり支えてくれています。

このように複雑な構造をしているため鍛えることが難しく、「イメージする」「意識する」ということがトレーニングをする際にとっても重要になってきます。そしてこの骨盤底筋のトレーニングをするにあたって絶対に忘れてはいけないのがインナーユニットの存在です。前回の投稿で少し触れましたがそもそも骨盤底筋はこのインナーユニットの一部分でもあります。なのでインナーユニット全体の理解が無ければ骨盤底筋を効果的に鍛えることができません。ではいったいインナーユニットとは何なのでしょうか?次の私の投稿ではインナーユニットについて詳しくお話ししたいと思います。
来週はまたElisaにバトンタッチです。お楽しみに。


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