皆さんお元気にお過ごしですか?Karinです。
夏になると家庭でのクーラーが普及していないオーストリアでは窓を開けているお宅も多くみられます。なのでウィーンの街中を歩いていると開いている窓からピアノやバイオリンなどを練習する音や歌声が聞こえてきたりします。「あー、やっぱり音楽の都なんだな」と思わず立ち止まって聞き入ってしまうこともあります。ちょこっと歩くだけで生演奏が聞こえてくるこの街を私はとてもすてきだなと思っています。
さて今日は布おむつの種類や付属品についてのお話をしてみたいと思います。
布おむつにはざっくりいうと「成形おむつ」と「輪おむつ」の2つのタイプがあります。
「成形おむつ」というのは、生理用のナプキンないしはおむつのような形になっていて、折ったりすることなくそのまま使用することができるおむつです。その中でも成長とともに買い換えていかなければならないものと、ずっと使い続けられるものなどいろいろな種類があります。
それに対して「輪おむつ」はさらしの両端を縫い合わせて輪のようになったものをいいます。これは赤ちゃんが成長するにつれ体に合った形に折って使います。この「輪おむつ」ですが私の住んでいるオーストリアではMullwindel(ガーゼおむつ)といって正方形の布を折って使うのが主流です。
そしてこの2タイプのおむつには必ずおむつカバーというのが必要になります。布おむつだけでは漏れてしまうため布おむつの上にカバーを付けます。うんちやおしっこで汚れた布おむつは一回使ったら洗いますが、おむつカバーは汚れていなければ何度か使えます。これも素材と形にいくつか種類があります。またオーストリアでは布おむつとおむつカバーが一体になったものも多く出回っています。

もう一つとても便利なのがライナーです。これは一番肌に近いところにつけるもので不織布の使い捨てタイプと、洗って何度も使える布タイプのものがあります。これはなくてもよいのですが、あることでうんちの処理がとても簡単になります。
そのほかにも付属品として必要になるのが汚れたおむつを入れるバケツまたは防水布おむつ袋です。バケツの場合は洗濯ネットをバケツの中に広げて入れておくと手が汚れずに洗濯機に入れられます。
これが一通り布おむつを使う場合に必要なものになります。
前回までの投稿で少し触れてきましたが、私たち夫婦は初め「成形おむつ」とポリエステル製のおむつカバーを選びました。「輪おむつ」の折って使わなければならないというのがとても面倒くさいように感じたため少しでも仕事を減らそうと思ったというのが正直なところです。ところが私たちはこの「成形おむつ」のあるデメリットで長い間苦戦することになるのです。次回の私の投稿では「成形おむつ」使用し始めてからの奮闘の様子を書いてみたいと思います。
来週はまたElisaの投稿です。お楽しみに!!


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