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布おむつ奮闘記⑧ お手入れは?

皆さんこんにちは、Karinです。

日本からウィーンへ戻りもう2週間が経とうとしています。楽しいことが過ぎるのは本当に早いですね。この2週間でウィーンの季節は少しずつ夏から秋へ変わってきました。

そんな中夏が終わってしまう前にと今シーズン初アイスサロン「Tichy(ティヒー)」へ行ってきました。「Tichy」はウィーンのアイスサロンでも1、2を争う有名店で1952年オープンというとても長い歴史を持っています。未だに曜日や時間帯よって行列ができるほどウィーンの人たちに愛されています。特にお団子の形をしたバニラアイスの中にアンズジャムが入っている「Eismarillenknödel(アイス・マリレン・クネーデル)」は有名でこれをお目当てに行く人も少なくありません。私は今回はウィンナーアイスコーヒーを注文しました。これはコーヒーアイスの上に生クリームがたっぷり乗っているアイスです。

やはり「Tichy」のアイスは美味しいですね。夏には必ず一度は行きたいアイスサロンです。

さて今回は布おむつのお洗濯について少しお話したいと思います。布おむつ本体(木綿のガーゼおむつないしは成形おむつ)は2日に1度洗濯をしなくてはいけません。赤ちゃんの月齢、年齢によっても違うと思いますがガーゼおむつだと2日で約10枚から15枚くらいたまります。それをファスナーを開けたままのウエットバッグごと洗濯機に入れます。そうすることで手が汚れることなく布おむつとウエットバッグを両方とも洗濯機に入れて洗うことができます。(この時ポリエステルのおむつカバーはいっしょに洗っていました。)

洗濯温度は60℃をお勧めしているものが多かったですが私は80℃の設定で洗っていました。

基本通常のお洗濯と何も変わらないのですが洗濯機を回す回数を考えると結構多いですよね。そこで私が一番考えたのは洗剤です。子どもの肌に優しいオーガニックのものでかつ経済的なもの。

私は「Uni Sapon(ウニ・サポン)」というオーストリアのメーカーの洗剤を使用していました。これは日本では販売されていないので商品としてはあまり参考にはならないかもしれないのですが環境の面からみても興味深いので少しご説明したいと思います。

まず「Uni Sapon」は毎回同じボトルを使うのでゴミが出ません。取扱店に専用のボトルをもって行きお店にあるタンクから自分で洗剤を入れます。

そして濃縮洗剤なので少ない量で洗えます。私は布おむつを使い始めてから3リットルタンクを2回買いましたが2タンク目が半分行かないくらいでおむつを卒業しました。金額で言うと合計14000円くらいでした。比較が無いので正直何とも言えませんがオーガニックのものにしては経済的だと思っています。

最近はドラッグストアでも同じようなタイプの洗剤があって私は通常使う洗剤や台所洗剤もこのように毎回同じタンクをもって洗剤のみ買いに行っています。

これだけでかなりゴミの削減になるのではないかなと思います。

私が使っていた羊毛のおむつカバーはまたお手入れが別になります。前回の投稿でお洗濯とラノリン処理についてのお話しをしたのでぜひまだ読んでいない方はぜひこちらご覧ください。

ラノリンとシミ取りは「Ulrich Natürlich(ウルリヒ・ナトゥーリッヒ)」のものを使用していました。これもオーガニックのものですが残念ながら日本では販売されていないみたいです。

何回かに分けて私の布おむつ奮闘記を書いてきましたが、やはり布おむつは紙おむつに比べてすべてにおいて手間がかかります。その分我が子とのかかわり方もより深いものになったような気がしています。そして小さいうちから自然素材を身に着けることによって少しでも自らの健康、環境に対する意識、自然素材への理解など様々なことに良い影響があるといいなと思っています。

今回で布おむつ奮闘記は完結となります。これから布おむつを使いたいなと思っている人、また布おむつを使っているけれど日々奮闘していますという人の参考になればいいなと思っています。

次回のKarinの投稿ではまた少し違ったテーマをお届けしたいと思います。お楽しみに。

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

オーストリア在住、アラフォー2児の母。女性専門トレーナーとして、妊娠・出産・更年期などライフステージに寄り添ったサポートをしています。家族との暮らしや健康、子育てをテーマに発信中。

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