皆さんいかがお過ごしですか?Karinです。
週末にハイキングに行くのが私たち家族の楽しみの一つなのですが特に秋は紅葉がとても美しく気候も良いいので長時間歩くこともあります。先週末はお天気がとてもよく、日中は20℃を超えるほどの暖かさだったので行き帰り合わせて5時間のハイキングに行きました。距離的には3時間半くらいのものなのですがやはり子連れだと時間がかかりますよね。

息子が小さいうちはベビーキャリーを使っていましたが4歳になって体重も増えてきたので私たちと一緒に歩かせています。とはいっても途中何度も休憩を入れたり抱っこしたりして、だましだましという感じですが。。。日本の文化を少しでもと思って始めたおにぎり持参も恒例事項になっていて息子にとって外でおにぎりを食べるというのがハイキングの一番のお楽しみにもなっています。足腰が強くなってほしい、自然とたくさん触れ合ってほしいという願いを込めてこれからも家族そろってたくさんハイキングに行きたいなと思っています。
さて今日は前回の続き膀胱のお話です。皆さんは自分が1日にどれくらいの量水分を取って、何度お手洗いに行って、どれくらいの量の尿が出ているか知っていますか?
なかなかこれらを知っている人はいないかもしれません。でもこれ1日だけでも表にまとめてみると結構いろいろなことが分かります。もしやってみたいなと思う方がいましたらここからはぜひ1日の排尿記録を付けてみてから読んでいただくと面白いかもしれません。
では排尿記録の理想値について書いていきます。まず1日の理想的な水分摂取量は皆さんも諸説聞いたことがあるかもしれませんが最低でも約1~2リットルくらいになります。それに伴って排尿も1日でおおよそ1~2リットルあります。この摂取量と排尿の差は+-500mlまでならオッケーです。そして私たちはその摂取した水分を1日に約3~8回に分けて尿として排泄します。その中でも夜中は0~1回くらいが理想です。
また1回に排泄される尿の量は300~550mlです。これは結構重要なポイントです。もちろん人によって大きい膀胱の人もいれば小さい膀胱の人もいると思います。でも1日のうちで何度か1回の排尿量が800mlを超えることがある場合、ちょっと注意が必要です。前回もお話しした通り膀胱は筋肉です。貯める尿の量が多くなりすぎてしまうと筋肉が伸びて薄く弱くなってしまう上に収縮機能も落ちてしまいます。この場合排尿間隔をあまり空けすぎないようにした方がいいと思います。
逆に1回の排尿量が300ml以下の場合これもまた注意が必要です。特に女性の場合外に出る際“出先でトイレが無いと困るから一応行っておこう“というようなことありませんか?また夜寝る前に“夜中にトイレに行きたくなったら困るから一応行っておこう“なんてこともないですか?
私たちの膀胱は175~200mlほど尿がたまったときに初めてトイレに行きたいと言う指令が脳に送られます。なので一応行っておこうという感じで200mlも膀胱に貯まっていない状態で排尿をしてしまうと膀胱の筋肉が使われないことで弱くなってしまいますし、それ以上の尿を貯めることができなくなってしまいます。膀胱の筋肉もある程度尿を貯めて鍛えてあげないと少量の尿でトイレに行きたいという指令が脳に行ってしまうので頻尿を引き起こしてしまうわけです。
これは子どもの時から気を付けなければいけないことの一つだと思っています。私の息子は3歳ちょっとでおむつ生活が終わりましたが、なるべく彼の「おしっこしたい」という言葉を待つようにしています。外でトイレを探すのは時に大変なこともあります。でも「外行くからおトイレに行っておこう」という言葉の代わりに「おしっこしたくなったら言ってね」と言った方が彼のためになると思っています。
今回もお付き合いありがとうございました。
ではまた再来週!!


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