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オーストリアのアドヴェント

皆さんお元気でお過ごしですか。Karinです。

こことのところ一段と寒くなり帽子と手袋が欠かせなくなってきました。ウィーンの街はクリスマス一色。至る所にクリスマスマーケットが並び、人々は夜のひと時をホットワインを片手に楽しみます。

私たちのインスタでは12月1日からクリスマスまでの期間、ウィーンやウィーン近郊のクリスマスマーケットを紹介していきたいと思います。ご興味のある方はぜひのぞいてみてくださいね。

今日はそんな繋がりでオーストリアのアドヴェントのお話をしてみたいと思います。

オーストリアではクリスマス前のアドヴェントという期間をとても大切に過ごします。アドヴェントというのは日本語で「待降節」と呼ばれクリスマスまでの4週間のことを言います。このアドヴェントの期間に入る前に大体どの家庭でもアドヴェントクランツが用意されます。最近ではいろいろなタイプのものがありますが、もみの木で作られたリースに4本のろうそくを立てリボンや松ぼっくりなどのデコレーションが施されているものが一番スタンダードなものです。

我が家の今年のアドヴェントクランツは白樺の木にろうそくが横並びになっている例年とは少し違うタイプのものにしました。普通のスーパーで見つけたのですがろうそくの色がとても気に入って即購入しました。本当は手作りしてみたいんですけれどね。時間が。。。(いいわけですね)

今年は今週の日曜日11月27日が第一アドヴェントなので4本のろうそくのうち1本に火を灯し家族でそのひと時を過ごします。毎週火の灯るろうそくが1本ずつ増えていき、すべてに火が灯るとクリスマスとなります。

そのほかにも子供たちはアドヴェントカレンダーというものでアドヴェントの期間を楽しみます。これは12月1日から12月24日までの数字が窓のようになっているカレンダーで毎朝その日の日付の書いてある窓を開けて行きます。私が子どものころはカレンダーの窓を開けるとクリスマスにちなんだイラストが描いてあるものがほとんどでしたが、最近ではお菓子やチョコレートが入っているものが主流になってきています。息子が赤ちゃんの時は毎日絵本が入っているアドヴェントカレンダーを用意していましたがもう4歳になると好きなキャラクターだったりお菓子が入っているものでないと全然喜んでくれないんですよね。。。

もう一つこのアドヴェントの期間で欠かすことのできないものがクリスマスクッキーです。アドヴェントの期間に入る前に各家庭でクッキーを作るのですが、その作る量が半端ない。。。何せこのクッキー1月まで食べ続けるんです!!!オーストリア人本当に甘いもの大好きなんですよね。

私が今年作る予定のクッキーは6種類!クッキーを作る工程は基本すべての材料を混ぜるだけなので割と簡単なのですが量が多いのと形を作ったりするのが結構大変。。。そして今年はクッキーとは少し違う新しいものにチャレンジもしました!Schneebusserln(シュネーブッサルン)という砂糖菓子で夫が大好きなんです。なので作り方を肌で覚えるため義理の母に教えてもらいながら作りました。私は夫と息子と義理両親のおうちに隔週くらいでお泊りに行くくらい義理両親ととても良い関係にあります。本当にありがたいことです。やはりこういったものは伝統を受け継ぐためにも家族に教えてもらうのが一番ですね。

作り方は簡単で卵白と砂糖でメレンゲを作りそれをしぼり出し焼くのですが、なんと焼きあがるまでに4時間もかかります。弱火でじっくり砂糖菓子の湿気が無くなるまで焼きます。初めてにしてはうまくいったのではないでしょうか?

さて今年もあっという間に12月になろうとしています。きっとあっという間に過ぎてしまうであろうこのアドヴェントの期間も大切に過ごしたいものですね。どんどん寒くなっていく時期皆さんもお体に気を付けてお過ごしください。

ではまた次回お会いしましょう!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

オーストリア在住、アラフォー2児の母。女性専門トレーナーとして、妊娠・出産・更年期などライフステージに寄り添ったサポートをしています。家族との暮らしや健康、子育てをテーマに発信中。

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