皆さんこんにちはKarinです。
明日はもうクリスマスですがいかがお過ごしですか?
オーストリアでは12月24日のクリスマスイブの夜にChristkind(キリストの子)がクリスマスツリーを飾りつけそのツリーの下にプレゼントを置いていきます。(信仰する宗教や家庭によっても違いはあります。)なので大人は12月24日の午後は大忙しです。子どもを外に連れ出す係と、家でツリーを飾る係とそして食事の準備をする係と分担して乗り切ります。
またクリスマスというのはオーストリアでは家族でお祝いをする行事なので実家や義理実家に帰り家族とそのひと時を過ごすことが多いです。私たち家族も今年のクリスマスは義理実家で過ごします。お義母さんがツリーを飾り付けてくれ、食事まで用意してくれるという何とも贅沢なクリスマスで感謝の言葉しかありません。

皆さんは今年のクリスマスどのように過ごされますか?
さて前回から書いていますテーマ「私たち夫婦の妊活」。今日は本格的な妊活を始めたあたりのお話です。
息子が幼稚園に通い始めてから私の中ではっきりと現実味を帯びてきた2人目妊活ですが正直特に特別なことをしたわけではなく「温活」と「排卵日の特定」という誰しもがまず初めに取り組むことから始めました。
温活は首の付く部位と腰周りをとにかく冷やさないように厚手の靴下、アームカバー、ネックカバーや腹巻などを常にするように心がけました。そしてオーストリアではお風呂につかるという文化があまりないのでフットバスを使って足を温めることを現在進行形でしています。これらは簡単なことなのでずっと続けてこれていますが、私が少し苦戦したのが排卵日の特定です。
妊活ではおおよそでも排卵日が特定できないことには始まりません。
そこでまず初めに考えたのは基礎体温を測ること。夫と出会ってから息子を妊娠するまで基礎体温を測り続けていましたし、多分これが一番信頼できるのではないかと今でも思っているのですが正確な体温を測るのには最低4~5時間の睡眠が必要ですよね。息子が小さいうちは特に夜中に起こされることが多かったので正確な体温が測れず、これは早々断念することにしました。
しかしこの基礎体温、8年ほどずっと記録していたので自分の周期にばらつきがあること、排卵日が14日目より遅いこと、そして黄体期(排卵から次の生理開始日まで)が普通より短いことなど自分の周期の特徴がある程度わかっていました。何年か続けることで結構いろいろなことが分かるので自分の体を知る上でとても役に立ちます。妊活する、しないに関係なくとてもお勧めです。
さて次に試してみたのが排卵検査薬です。これは排卵の時に分泌されるLH (黄体形成ホルモン)サージを測定するものです。私の場合生理が終わったあたりから毎日同じ時間に採尿し、そこに検査薬を浸し現れる判定ラインの色の濃さでおおよその排卵日を特定しています。この排卵検査薬で難しいのは判定ラインに線が現れ始めてからいったい何日(何時間)で実際に排卵があるのかというのを見極めることです。何周期か使ってみるとコツはつかめますが使ってみた感じこれも毎周期違いがあって、まだまだかなと思っていると次の日にはLHサージがピークを迎えてしまうということも何度かありました。
現在もこの排卵検査薬を使っているのですがもう少し排卵日の特定を確実にするため子宮頸管粘液(おりもの)の状態も同時にチェックしています。排卵日の5日くらい前になると頸管粘液が卵白のような状態になり、日に日に増えていきます。そして経験上この頸管粘液が減ってきたあたりが実際に排卵が起こる日になります。
この二つを併用することでより正確に排卵日を特定できると思います。
では排卵日がおおよそ特定できたところでタイミングのお話です。これも訪ねる人により違いがあるように思います。私のホームドクターの所に行ったときに「2人目妊活しているんです。」っていう話をしたところ、「精子は5日間くらい生きるのもあるから、排卵5日前から8時間おきにタイミングを取ると確実だと思います。」と言われました。その場では反射的に「はい、分かりました。」と答えましたが、診察室をでて冷静に考えたところ、心の中で「えーっっっ!」と叫んでしまいました。家に帰って夫に話したところ「それはちょっと無理だなぁ。」と苦笑いされました。そりゃそうですよね。。。私も無理です。その当時通っていた産婦人科のドクターの所に行った際もそれとあまり変わらず「とにかく、排卵日前の5日間は毎日がんばって。」と。かんばってって言われても。。。
そんな風に思いながらも出来るだけがんばりました。ところがいつまで経っても妊娠までたどり着けませんでした。実はこの排卵日を特定してのタイミング法には全く別の意味で大変な点があったのです。
次回はパートナーとの気持ちの在り方などについてお話していきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さん、どうぞ素敵なクリスマスをお迎えくださいませ。


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