新型コロナがもたらしたもの～薬やワクチンについて考える～

2023年12月30日

皆さんこんにちは。Karinです。

今年も残すところ1日になりましたね。毎年思いますが、一年が過ぎるのが早い。今年は妊娠、出産、赤ちゃんの育児と私にとっては盛りだくさんでアッという間と言うよりは、アッという前に終わってしまった感じがします。

さて今年最後の投稿は少し突っ込んだ内容で書いてみたいと思います。

先日久々に中耳炎になり数日間あまり調子のよくない日が続きました。私は子どものころから耳鼻科系がすこぶる弱く、何かと言うと中耳炎になり耳鼻科の常連さんでした。大人になって何年も中耳炎はご無沙汰だったのですが、2年前に副鼻腔の手術をしてから鼻が通ったせいか、風邪をもらったかな程度の軽い風邪の時に中耳炎になることが多々あります。中耳炎の際に耳鼻科に行くと皆さんもご存じの通り必ずと言っていいほど抗生剤を処方されます。そのため私は今まで中耳炎は抗生剤を飲まなければ治らないものだと思っていました。それが1年ほど前、Elisaに勧められて行った耳鼻科の先生は「抗生剤なんてやたらに飲まないように。中耳炎になったら一度見せに来てもらえれば、あまりひどい炎症の時にはちゃんと抗生剤処方するから、それ以外は飲まないでください。普通の中耳炎は何もしなくても治ります。」と。開いた口が塞がりませんでした。今まで飲んできた抗生剤の中には必要のないものがかなりあったのではないかと。今までなるべく自然に生きたいと思いやってきな中でこんなにも体に良くないことをしてきたのかと。

そして今回抗生剤は飲まず、息子たちの小児科で処方されたWala（アントロポゾフィーの製薬会社）のラベンダーの入った点耳オイルを使ってみた所、何とも治りのはやいこと。

抗生剤が必要な時は人生において必ずあります。その時には躊躇なく使いますが、必要のない無駄な薬は本当に使いたくないなと強く思いました。

そんな薬のことを考えるうえで必ず考えなくてはいけないのがワクチンのことです。私たちがこのブログを始めたのにはいくつか理由がありましたが、新型コロナウイルス、そしてワクチンは大きな理由の一つでした。2020年から2022年までオーストリアは何度もロックダウンを繰り返し、その中の何か月かはワクチン未接種者のみのロックダウンというのがありました。その上未接種者には罰金を科すと、非道な政策も行う方針を示していました。（それは実行されませんでしたが。。。）私たちはいろいろ考えたうえでワクチンを接種しない選択をしたのですが、このロックダウンなどの非道な政策に精神的にかなり参っていました。私は仕事も奪われ、友達とも会えず、買い物にすら行けない日々にものすごい孤独を感じ、どうにか自分たちと同じ選択をした、同じ考えの人たちと繋がりたいと思いブログという形で自分たちの思っていることを発信してみようかと考えたのです。しかしこのワクチンというテーマについては賛否が大きく分かれるところで、オーストリアでの政策を見ても分かるように迫害に近いところまで行く可能性が大いにあります。そのため私たちは実際には新型コロナウイルスやそのワクチンといったことにあまりふれずブログを書いたりインスタの投稿をしてきましたが、今一度原点に戻り私の意見を書いてみたいと思います。

丁度一年前にElisaが書いたワクチンへの思いはこちら

この新型コロナウイルスに対するワクチンの話が始まったことによって、私は私たちのブログのタイトルの意味でもある「自然な方法で健康を考える」ということを今一度考えさせられることになりました。本当にこれは自分の体に入れても大丈夫なものなのか自分の気の済むまで考える。だって自分の体なんです。それを選択する権利は本来は自分にしかないんです。実は私は過去に「あるワクチン」で2度ほどアトピーを劇発症しています。ワクチンで重篤な病気を防いだんだからアトピーくらいと言う人もいるかもしれませんが、アトピーはアトピーで厄介です。いろんな方法を試しましたが未だに完全に治っておらず、夏に半そでを着るのすら躊躇してしまいます。きっとこのアトピーとは一生おつきあいしていかなければならないんでしょうね。あの時にもっとじっくり向き合っていれば結果は違ったかなと思ってしまいます。

なので子どもにするワクチンについても、母親として子どもにベストな選択をするために色々な意見を聞き、考えました。私たちは医療者が「絶対にワクチンは必要です」と言ったり、メディアやポスターなどで「この病気はワクチンで防ぎましょう」と書いてあると、それを守らなければいけない気持ちになってしまいます。でも実際はその病気が本当はどういうもので、どれくらい危険なものか知ったうえでワクチンをしている人はどれくらいいますか？私はそれらの病気の危険度を考えたうえでワクチンをするかしないかの選択をしていきたいなと思っています。そして誰がどんな選択をしたとしてもそれを尊重できる世の中であってほしいと思っています。

新型コロナウイルスで亡くなった方、健康を害した方はたくさんいます。とても悲しいことです。しかし新型コロナウイルスのワクチンで亡くなった方、健康を害した方もまた表に出ていないだけで相当な数がいると考えられます。私の身近でも悲しい現実がいくつもありました。そしてそれはこれからも増えていくのだと思います。私たち未接種者は2020年から2022年、国の政策により精神的に本当にきつい日々を過ごさざるを得ませんでしたが、あの時にこのワクチンにNOと言えたことを心から良かったと思っています。（妊活をしていましたから尚更ですが）

私の目標は元気に長生きをすることです。そのためには自分の体の中に取り入れるものは今一度良く考えてみる。またみんながやっているから私もやるのではなく、腑に落ちないことには一度立ち止まって考えてみる。これらが元気に長生きするのには不可欠な気がします。