皆さんお元気でお過ごしでしょうか?
Karinです。
私たちの新しいブログサイトへお越しくださりありがとうございます。今日からこちらで皆さんと色々なテーマを共有していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
さてお引越し一発目のテーマは私たち家族の趣味であるトレッキングのお話から。どうぞお付き合いくださいませ。
先日9月中旬の素晴らしい秋晴れの日、私たち家族はゲラー(Göller)という山への大きなトレッキングを計画していました。初めはお友達家族と一緒に行く予定にしていたのですが、都合で私たちだけで行くことになりました。この日はなんと今シーズン最後の30℃近くまで気温の上がる日との予報。これを逃すわけにはいきません。
このゲラーという山はニーダーエステライヒ州で7番目に高い山で(めちゃくちゃビミョーな位置づけですがこれも所説あるようです)標高は1766mほど。そんなに高くはないのですが、登る標高差が850mほどにもなり、時間にすると5時間くらいかかります。中級から上級向けの山岳ハイキングコースなので子連れでは結構な挑戦です。
頂上まではいくつかの登山経路があるようですが、私たちはグシャイド(Gscheid)からグゼンガー稜線(Gsengerkamm)を通っていくコースを歩きました。このコースはかなり急で岩の多いエリアがあったり、ハイマツ帯を通ったりするのでまあまあのトレッキング経験が必要とされます。
そして子連れにとって結構挑戦だなと思うのがこのコースは山小屋が無いんです。。。山小屋はトレッキングの1つの醍醐味でもあったりします。特に子どもにとってはモチベーションになるんですよね。それが無いとなるとなかなか難しいときもあります。私は4人分の食料と飲み物をちゃんと重さも考えて持って行ったつもりでしたが、やっぱり足りなかった。これは次回への反省点ですね。
さてさて実際行ってみてどうだったかというと?
登山日和だったこともあって素晴らしい自然を満喫できました!この辺りはオーストリアでも最も森林が豊かな場所として知られており、国内でも数少ない原生林が広がっている地帯です。大人でもまあまあの手ごたえがあったので7歳の長男は本当に良く頑張ったと思います。何でこんなに歩かなくてはいけないのかと多少文句を言っておりましたが、長男は歩くのが難しい地面ほど燃えるタイプ。このゲラーは手を使って上がらなければいけないところもあったのでそれなりには楽しんでいたようです。そして次男も途中どうしても歩きたいとごねたので、少し歩かせてみたのですが、かなり根っこや石が多くてガタガタの地面でもしっかりとした足取りで歩いておりました。


山頂は360度のパノラマビューが素晴らしいご褒美でした。いやー、きれいだった。シュネーベルク(Schneeberg)やエッチャー(Ötscher)などの有名な山もとてもきれいに見えました。
シュネーベルク(Schneeberg)は標高2076m ニーダーエステライヒ州で一番高い山です。シュネーベルク鉄道(Schneeberg Bahn)で上まで上がれます。
エッチャー(Ötscher)は標高1893m ニーダーエステライヒ州で二番目に高い山です。


最終的には5時間半ほどかけて車まで戻ってきたのですが、今回一番大変だったのは夫です。トレッキング大好きな夫ですが、ベビーキャリーを使ってのトレッキングはもうこの長さは無理だと言っていました。せいぜい2時間程度が限界とのこと。そりゃそうですよね。次男は12kgほどで、他の荷物とキャリーの重さを含めると15kg~20kgぐらいはありますもんね。ほんとお疲れ様です。
秋はトレッキングにぴったりのシーズンなのでもう少し色々歩きたいと思っているのですが、なかなか天気が伴わず。この素晴らしい天気の日から急激に気温が下がり、ウィーンでも10℃前後しか気温が上がらない日々が続いております。。。秋を飛び越えて冬になってしまうのかと思ってしまうほどです。これからまた少しいい天気が戻ってきて、秋を満喫できるといいんですけれどね。
では来週はElisaの投稿です。お楽しみに!


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