こんにちは、Elisaです!皆様お元気でしょうか?
少し前になりますが、ニーダーエスタライヒ州 (Niederösterreich)にある自然公園に行ってきました。太陽が少なかったため体感温度はかなり低く凍えながらの散歩となりましたが、ヤギ、馬、鹿、ウサギなどの動物と触れ合いながら自然を満喫でき、すごくいいリフレッシュになりました。子ヤギちゃん、かわいいですね🐐

さて、今日はトラブルを起こしやすい肌について少し書いてみたいと思います。肌のトラブルって・・・・嫌ですよね。
きっと誰もが少なからず1度は経験したことがあるのではないでしょうか。ニキビ、湿疹、乾燥、アトピー等いろいろとありますが、特に慢性的なものにおいては病院で薬を出されて終わり、なんてことも多いですよね。そして私もその1人でした。
以前ステロイドをやめた時の反応について書いたことがありますが、まさにこれこそ原因を分からなくしているものの1つなのかもしれません。食べ物が合っていない、アレルギー、栄養不足、接触によるものなど、その原因は実に様々ですよね。確かに探るのは困難なこともあるかもしれませんが、それを知らずして子供の時や若いうちにステロイドで抑えてしまうと、本当の原因が見えないままステロイドによる二次的な皮膚炎を起こす可能性が高くなってしまいます。

私の場合はまさに状態でした。体の免疫がアレルギーなどで異常に反応した時、それを抑えるためにステロイドは使われます。確かに皮膚に出てくるものにはアレルギーによって起こっているものが多くあります。そしてそこにステロイドを塗ると、これまた不思議にきれいに消えるわけです。ただ・・・、原因が取り除かれていない場合には抑えているだけなので、ステロイドの効果が消えてくると再びその皮膚炎が出現します。この繰り返しでドツボにはまり、次第にステロイドにより引き起こされる副産物的な皮膚炎、いわゆる「ステロイド皮膚炎」が始まっていきます。その繰り返しに疑問を持ってやめたいと思う人が多くいるわけですが、長く使っていればいるほど、そしてたくさん使っていればいるほどやめるのが困難になってしまいます。体は与えられると自分から分泌しなくなってしまうんですよね。
私は命にかかわることであったり、どうしても自分に治すことのできないものにおいては、薬を使うことも大切だと思います。ただ、特に湿疹や慢性的な皮膚の問題に対しては、抑え込むのではなく、原因を追究することが大事ではないでしょうか。簡単ではないんですけれどね・・・。
ということで、私の経験の中で特に痒みや湿疹の原因になった可能性のあるもの。そしてそれに対して効果のあったものを少しご紹介したいと思います。
原因
〇食べ物・飲み物
・小麦粉と卵:これらは遅発性フードアレルギーでヒットしたもので、特に卵白はやめたことで効果がありました。小麦はそもそも腸に良いものではないので、たまにする外食以外は摂らないようにしています。
・乳製品:これは特に牛乳を飲むと調子が悪いので、極力控えています。
・コーヒー:カフェインか金属かは明確ではありませんが、飲むと調子が悪いです。
・ナッツ類:量にもよると思いますが、一時食べ過ぎてしまい、未消化物として肌に出てきました。
・チョコレートを含む甘いもの:いわゆる砂糖ですね。摂り過ぎると痒くなるので、控えています。
・辛い香辛料:急性期には痒みを誘発しやすいので、避けていました。
〇外的要因
・保湿剤全般:水溶液、オイル、乳液等全て受け付けなくなりました。私の場合はこれが一番痒くなります。
・羊毛:直接当たると湿疹ができる時があります。
効果のあったもの・こと
・上記の物を1つずつ2週間ごと取り除いてみる:食べ物の場合、全て一度にやめるとどれか分からなくなったり、栄養が偏るので1つずつやるのがおすすめです。
・鉄、亜鉛、マグネシウム、ビタミンD、Cを中心に栄養を補う:鉄分は貧血の人は特に意識して摂りたいですね。亜鉛は肌と深い関係のある栄養素。(ただし、鉄、亜鉛、銅は一つが多すぎると他のものが欠乏する可能性があるので注意!)マグネシウムは皮膚バリアを高めるために外用で使っています。ビタミンDはヨーロッパでは検査の対象で、ほとんどの人が摂取しています。免疫の要ですね。ビタミンCは風邪予防のために飲んでいます。(オーソモレキュラー療法を受けると分かりやすいです)
・CBDオイル:これは炎症を癒す目的、それから睡眠の質を上げるために飲んでいます。人間の体は眠っている間に回復するため、皮膚のことを考えると睡眠は最も大事な要素ですね。
・クエン酸重曹水:毎朝一杯、夜は重曹水を一杯飲んでいます。これは体の酸性度のバランスを保つ目的とデトックスのために飲んでいます。
・乳酸菌:これを最初にやるといいと思いますが、栄養素は小腸から吸収されるので、腸を整えておくことが大事ですね。
・保湿剤をすべてやめる:賛否両論ありますが、私にはこれが一番合っているようです。与えると出なくなる、という発想と同じですね。むしろ保湿をすると痒みが増します。
・クレイ:クレイには殺菌作用があるので、グリーンイライト、もしくはモンモリオナイトでパックをして、ホワイトカオリンをはたいています。特に傷や出血がある時にはホワイトカオリンで止血しています。
・触らないようにする:これが一番難しいかもしれません。痒みや乾燥は気になりますからね。でも皮をむくとそこからまた痒みが誘発されるので、我慢です!
というような感じで思い浮かぶものを全て書き上げてみましたが、どれか参考になるものがあれば幸いです。肌トラブルは特に精神的な悩みにも繋がりやすいので、早く治したいという気持ちが強くなります。それがストレスになって悪循環をもたらすこともありますが、焦らずに1つ1つ試していくのがいいと思います。薬を使って見えなくなってしまってからだと、探るのにより多くの時間と労力を使わなくてはならなくなってしまいます。
私は自分の医者は自分だと思っています。これは専門家が必要ないという意味ではなく、自分の生活習慣をずっと見ているのは自分だらです。病院に行って初めて会ったお医者さんは私のことを何も知りません。どんなものを食べて、どんな生活をしているのか。これが分かってこそ原因を突き止められると思います。そう考えると、それを一番よく分かっているのは自分なんですよね。家族ももしかしたらその一部と言えるかもしれません。
病気になることは健康になることよりも簡単なことだと思います。逆に言うと、病気になってから健康になる方が大変です。だからこそ、ストレスを感じない範囲で病気にならないような生活を心がけていきたいものです。医療費、結構かかっていますからね。。。
今日もありがとうございました!それではKarinにバトンタッチしましょう♪


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