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生理痛が消えた?!

皆さんこんにちは、Elisaです!

先週Karinがブログに書いていたように、現在のウィーンは・・・寒いです☔

7月中旬までは毎日35度近くになって、エアコンのないアパートでの生活は結構大変だったのですが、8月に入ってからは打って変わってだいぶ気温が下がってしまいました。

そして何しろ天気予報が当たらない!これもオーストリアあるあるかもしれませんが、本当に当たらないんです

毎日何を着たらいいのか悩んでしまいますよね。

そんな暑かった7月のことなのですが、ウィーンの音楽大学でピアノを勉強していた時に5年間お世話になった教授が退職されたということで、お宅にお邪魔をしてきました。ウィーンから電車で30分くらいのドナウ川に近いところなのですが、これまでも夏休み前等に度々生徒を招待してくれたんですね。今回は私も含め5人の門下生で伺い、教授の退職のお祝いと感謝の気持ちをアルバムにして渡しました。最後の1年は健康的に苦労があったようですが、これまでの門下生の写真を見て奥さんと一緒に心から喜んでいた様子でした。

そして教授の奥さんは料理がとてもお上手!今回も完璧とまで言えるコース料理をふるまってくれました。その中から少しだけご紹介。

どれも本当においしかったのですが、こちら2品目のニンジンのフラン。フランは本来甘いプリンのことを言うそうですが、こちらはニンジンと卵をプリンのように蒸して、その上にパルメザンチーズのソースとレーズンを乗せたもの。これが合うのだろうか、というコンビネーションなのですが、甘さと塩気が絶妙にマッチしてとてもおいしいのです。

そしてこれはオーストリアのデザートでTopfenknödel(トップフェンクネーデル)と言い、フレッシュチーズをお団子にしてパン粉と砂糖をフライパンでまぶしたもの。ラズベリーソース添えです。お腹がいっぱいとは言え甘いものは昔から別腹。こちらも堪能致しました🥰

4年ぶりの教授との再会はあっという間に過ぎていきました。今後も変わらず元気でいてほしいものです。

さて今回は前置き長め、本題短めといった感じになりそうですが、少し私の経験についてお話ししたいと思います。私は十代の頃に一度体重が減り過ぎたことで半年間生理がなかったことがあるのですが、それ以外は周期も比較的正確で痛みというものも感じたことがほとんどありませんでした。しかし丁度パンデミックが始まった2020年のこと、急に生理痛が出てきました。しかもかなり強く、丁度その頃フィトテラピーのコースをオンラインで受講していたのですが、パソコンの前に座っていることができなかったり、夜中に強烈な痛みで寝れなくなってしまったのです。

更に経血量も多くなり、ハーブティーによるケアも行っていたのですが、スーパーサイズのタンポンに夜用ナプキンをしても2時間持たないほどの時もありました。加えて不正出血も。これは何かおかしい、と思ったのですが、2つの産婦人科に行っても異常なし。排卵も起きているし、子宮も卵巣にも何もないというのです。女性ホルモンの検査も何も引っかからず、最終的に出てきたのは鉄欠乏性貧血と亜鉛欠乏症。

これは以前から持っていたので鉄剤は植物性の物、亜鉛は一定期間サプリメントを飲んでいたのですが、生理痛に関しては0になることはありませんでした。そこでいろいろとグーグルしたりブログを読んでいると、マグネシウムがとても効果的である、ということがいろんなところに書いてあるのを見つけました。確かにマグネシウムは筋肉痛にも使うし、もしかしたら痛みにいいかも。そう思いKarinにその話をすると、丁度同じころ彼女も片頭痛にマグネシウムを飲んでおり、それが飲み始めて以来すっかりなくなったというのです。

これはやらない理由ない、ということで早速Karinが飲んでいるキレートマグネシウムを注文することにしました。キレートマグネシウムは体内で吸収しやすいようにされたマグネシウムで、便秘や疲労緩和、片頭痛、睡眠改善などに用いられるそうです。

これを小さじ一杯コップに入れ、お水で溶かして飲みます。ちょっと酸味があり、レモンジュースを飲んでいるような感覚ですが、これを飲み始めてから便通も良くなり、生理痛が全くなくなったのです。

自分でもこれにはびっくり。今のところ飲み始めてから3回生理を迎えましたが、一度も痛みを感じていません。子宮には子宮内膜の外側に平滑筋という筋肉がありますが、生理の時にはプロスタグランジンという物質によりこの平滑筋も収縮をするため、痛みの原因の1つになっているとも言われています。マグネシウムが筋肉を緩めるのに役立つミネラルだとするならば、この理屈は納得がいきますよね。

もちろん生理痛には冷えや食事、運動不足、器質的な問題など様々な可能性がありますが、もし何も問題が見つからなくて痛みに悩んでいる方がいましたら、ぜひ一度だまされたと思って試してみてください。(ちなみに母は睡眠の改善のために飲んだところ、快眠ではなく快便になったそうです)

それではまた2週間後のブログでお会いしましょう!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

日本育ち、ウィーン在住の植物療法士。趣味カメラ、文章を書くこと。「自分たちの経験を書くことで一人でも多くの人をハッピーにしたい!」をモットーに発信中!

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