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京都・奈良の旅 第一弾

こんにちは、Elisaです!

秋が深まる今日この頃ですが、今秋は母と2人で2泊3日の京都・奈良の弾丸旅行に行ってきました。現在はインバウンドなので、でかけて行っても落ち着いて観光ができるかな、と思いつつも、やはり今しかできないことは今やろう、ということで、下調べをしながら西日本へと向かうことにしました😌今回は1日目に京都へと向かい観光をし、次の日に京都の半分と奈良、そして3日目に奈良の残りを観光するというプランです。

では早速、旅路を見ていきましょう!

出発

長野県の中部から京都方面へは、公共交通機関を乗り継いで約5時間。今回は時間的にも全て計画通りに進み、早朝6時ごろに出発して、お昼前には京都に到着しました。ここから旅の始まりです。

平等院

京都駅から電車に揺られること約30分。宇治駅に到着しました。そこから徒歩で平等院へ向かいます。この日の空は少し曇り気味でしたが、足を進めるごとに近づいてくる平等院の貫禄に息をのみました。

時は平安時代。仏教の衰退を示す「末法」の時代であったとされ、この時代を生きることに恐れを感じた人々は極楽浄土を願うようになったと言われています。そして1052年に、藤原頼通が父である藤原道長の別荘であった土地を改めたものが平等院。これがまさに極楽浄土を再現するものだったのです。寺院の中央にあるのが阿弥陀堂、いわゆる「鳳凰堂」です。外観が鳥が羽を広げたように見えることと、1対の鳳凰が屋根に設置されていることから鳳凰堂と呼ばれています。ここには阿弥陀如来坐像が安置されており、「定朝様式」というなめらかで優美な像を拝観することができます。鳳凰堂に足を踏み入れると、阿弥陀如来像が温かく迎えてくれるような感覚がありました。木造の彫刻に漆と金箔が施されており、周りには52体の楽器を演奏したり、踊っている雲中供養菩薩像が像を囲むように飾られています。

これまでの歴史の中では何度も困難が人間を襲ったことだと思いますが、きっと極楽浄土を願う気持ちは今も昔も同じなのではないかと思います。私も実際に訪れてみて、少し現実を忘れられるというか、心が落ち着くひと時を過ごすことができました。

宇治でお昼ご飯

早朝からの旅だったため、平等院を見終わると丁度お腹がすいてきました。宇治駅と平等院の間にはちょっとした小道があり、左右にお土産屋さんやお食事処があります。

私たちが注文したのが茶そば定食。宇治ということで抹茶をふんだんに用いたお食事です。茶そばはこしがあり、何とも爽やか。おばんざい(お惣菜)も、どれも丁寧な味付けでおいしくいただきました。

柔らかい京都弁に癒されながらお店を出ると、抹茶ソフトが目に入りました。母はソフトクリームが大好きなので、ぜひ試してみようということで注文。正直、こんなにマイルドな抹茶ソフトは初めて。これまたペロッと食べてしました。この日は風が強く一気に冷えてきたので、次の目的地「伏見稲荷大社」へと足を進めました。

伏見稲荷大社

再び電車に乗り、宇治駅から稲荷駅へ約20分。着くや否や駅には大勢の人😲これは混んでそうだな、と思い下車すると、駅の目の前に伏見稲荷神社の鳥居が現れました。お天気はよさそうです。

伏見稲荷大社は奈良時代の711年に、渡来系の秦氏の子孫が稲荷大神(五穀豊穣の神)を祀るために創建されたと言われています。現在では商売繁盛や家内安全などのご利益があるとされており、全国に約3万ある稲荷神社の総本宮でもあります。

表参道を通り、本殿を抜けていくと、いよいよ見所の千本鳥居が見えてきます。ここから稲荷山全体を歩くことのできる約4kmの参拝コースもあります。

鳥居は稲荷大神を信じる参拝者や企業から奉納されていますが、山に向かって立ち並ぶ鳥居は圧巻です。

そして随所に見られるのが、稲荷大神のお使いとされるキツネの像。

キツネは農作物を食べるネズミを捕食することから、守り神に選ばれたそうです。なるほど!

こちらは参道の中腹にある四ツ辻。京都の街並みがきれいに見えます。

が、しかし。。。実は自分たちがどこにいるかが良く分からず、グルグル回ったものの、おそらく頂上まではいかず降りてきてしまいました😅

この鳥居の迫力は最後の最後まで続くのでした🦊

東寺

最後に、一日目の締めをご紹介したいと思います。それがこの東寺。

五重塔が有名ですが、東寺は796年に国を仏教を通して守るために官寺として建立されました。その後何度も災害や戦争などにより再建が繰り返され、現在はユネスコの世界文化遺産に指定されています。五重塔は、よく京都観光のマップや広告にも登場しますが、こうして少し紅葉した木々の中にたたずむ姿には趣があります。それにしても、1000年以上も前の建築物が再建をされ、今になっても見ることができるのは本当に価値のある事ですよね。

ほどよい疲れを感じながら美しい夕日と共に幕を閉じた1日目。次回は第二弾として、引き続き京都・奈良の旅をご紹介したいと思います。それではまた!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

日本育ち、ウィーン在住の植物療法士。趣味カメラ、文章を書くこと。「自分たちの経験を書くことで一人でも多くの人をハッピーにしたい!」をモットーに発信中!

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