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体が酸性に傾くと…

こんにちは、Elisaです!

私事ですが、先日誕生日がありました。

パートナーもその日のためにいろいろと考えてくれたようで、いつか一緒に行きたいと言っていたレストランでお食事に招待してもらい、私の中では記憶に残る日になったなと思っています。

そこでちょこっとだけその食事をご紹介!

これはメインディッシュで鹿肉のステーキと粒状パスタ、そしてネトルのソースです。

正直鹿肉はほとんど食べたことがなかったのですが、なんと臭みが全くなく、柔らかくとてもおいしくいただきました。ネトルもハーブティーだと結構風味が強いものの、つけ添えのソースとしてはよく馴染んでいたなと思います。

一気に飛んでデザートに行きましょう。実はコース自体にデザートが入っていたのですが、誕生日ということで私の好きなチョコレートケーキも別に用意してくれていたのです。

こちらが含まれていたデザート。見た目がなんとも魅力的。

これはエルダーフラワーのムースです。中にちょこっとオーツ麦やラズベリーが入っていて、ある意味新感覚のデザートでした。

そしてこちらが誕生日ケーキ。

いただく前には、小さい花火と共にウェイターの方がハッピーバースデーを歌ってくださり、少し恥ずかしさもありながら素敵なひと時を過ごしました。

誕生日だからと食べたいものを満喫したお話の後になりますが、ここからは食事と体のバランス、特に酸性とアルカリ性について考えてみたいと思います。

酸性とアルカリ性というとすぐに思い浮かぶのは、きっと学生時代の理科の実験ではないでしょうか。青色リトマス紙を液体に付けて赤に変わると酸性、赤色のリトマス紙が青色に変わるとアルカリ性ということが分かります。また賛成派酸っぱい、アルカリ性は苦いと分けることも出来ます。性質を表す言葉としてはpHがあり、中性の7という数値を中心にそれよりも数値が低いと酸性、高いとアルカリ性と言われます。

そして実は私たちの体も体液や部位によって酸性とアルカリ性があるのです。

例えば血液やリンパ液はpH 7,35〜7,45で弱アルカリ性。

胃液はpH 1,0〜3,5で酸性。

皮膚はpH 5,5で弱酸性。

膵液はpH 7〜8で弱アルカリ性 などです。

これらは基本的には一定の状態を保てるように臓器が常に調整を行っていますが、様々な要因によって影響を受けます。

そして特に血液のpHは体のpHとして表現されることが多く、慢性的に酸性の状態が続くと、疲れや無気力、筋肉や関節の痛み、頭痛、免疫力の低下などを引き起こしやすくなると言われています。また体のpHバランスが乱れることで風邪のウイルスや癌細胞が活発になりやすくなるそうなのです。

体のpHバランスを乱すものには、食事やストレス、運動・睡眠不足などがあります。

特に食事においてよくあげられるのが、肉、ソーセージ、卵、乳製品、揚げ物、白米、白いパン、コーラ、コーヒー、甘いもの(砂糖)、アルコール。。。

よく考えてみると、こういうものって私たちの食生活だったりしませんか?例えばパスタやピザ、ケーキにコーヒーという生活をしていたら、体は酸性に偏りやすくなりますよね。ここでもやはり食事のバランスが大事なのではないかと思います。

そしてアルカリ性の食品は、葉物を含む野菜全般、果物、栗、アマランサス、蕎麦、ヒエ、アワ、梅干し、海藻、ハーブ(スパイスやハーブティー)、重曹、クエン酸等があります。

アルカリ性の食品を中心に、酸性のものも一緒に食べながらバランスよく食べるということですね。

そして酸性のものを食べすぎたり飲みすぎてしまった場合、体をアルカリ性にしてくれる飲み物があります。

それが以前Karinのブログにも出てきた重曹やクエン酸を水に溶かしたドリンクです。

重曹はアルカリ性、クエン酸は物質としては酸性ですが、体内に入ると代謝されてアルカリ性に変わります。これはレモンなどの柑橘果物も同じです。

レモン汁を絞って水で割ったレモン水を飲むだけでもいいと思いますが、重曹を小さじ半分とコップ1杯の水で混ぜて飲んだり、重曹とクエン酸1:1と水で混ぜて飲むのもおすすめです。ちなみに食前食後は、胃酸を中和すると消化機能や殺菌機能に影響が出る可能性があるため、食間が良いと思います。

体って本当によくできていますよね。基本的には健康でいられるように常に働いていてくれていますが、私たちの生活習慣によってバランスが崩れたり、マイナスに傾きやすくなっているということなのです。体の声をしっかり聞いて、感謝をして生活をするだけでも不調が治ったりするということもあるかもしれませんね。

それではまた次回!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

日本育ち、ウィーン在住の植物療法士。趣味カメラ、文章を書くこと。「自分たちの経験を書くことで一人でも多くの人をハッピーにしたい!」をモットーに発信中!

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