こんにちは、Elisaです!
秋も深まる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
私はと言いますと、今月からウィーンを離れ、久しぶりに故郷を満喫しておりますが、出発のちょっと前に紅葉が始まったウィーンの森から、今日は秋の美しい風景をお届けしたいと思います🍁
私がよく散歩をするウィーンのシェーンブルン宮殿の庭園には、ブナやカエデ、トチなど様々な木々が立ち並んでおり、秋になると黄色や赤、茶色など色とりどりに変化をします。生息する植物によって、地域や国でも紅葉の色合いが違って面白いですよね。

私はウィーンに住んで既に10年以上になりますが、美しい紅葉にはいつも息をのみます。
そして写真を撮りに行った日は久しぶりに晴天🌞しかも朝露があり、落ち葉や草花がきれいに輝いていました。

一見どうってことない落ち葉なのですが、こうして水と光が組み合わさると幻想的な世界観が現れますよね。
シェーンブルンの庭園にはこういった、木々によってちょっと迷路になったような小道があるのですが、ここもだいぶ色がつき始めました。

小道を通ると、落ち葉が湿った何とも言えない香りがして気持ちが良いです。秋の香り、という感じですね。
足を進めると、私の大好きな森の住人「リス」が現れました。秋は食料を探してか、とても活発に動き回っています。人馴れしているため、近づいても気にもしません。写真を撮りたい側からすると、だいぶありがたいですよね。

こちらのリスは一体何をしているのでしょうか。

何かを狙っているようにも見えますね。私はあまりリスの生態に詳しくないのですが、一応ヨーロッパアカリス(キタリス:学名Sciurus vulgaris)という種類だそうで、基本的には冬眠せず一年中活動しているそう。思い返してみれば、冬も動き回っていたような。雑食ということなので、種子や果実の他、昆虫も食べるようです。このかわいい顔して結構やり手!
日本では現在熊が問題になっていますが、生態系の変化によっても動物と人間がうまく共存していくことって難しいというか、いつになっても課題なのかなと思います。どちらも傷付かずにハッピーに暮らせることができたらいいですよね。
では最後にもう一枚。シェーンブルンの庭園からお届けです。

シェーンブルン(Schönbrunn)には、「美しい泉」という意味があります。昔、この地を統治していたハプスブルク家の皇帝がこの辺りに美しい泉を見つけた、という逸話に基づいて名付けられたそうです。どこの泉のことかは分かりませんが、庭園内には写真の背景のような噴水や池いくつもがあるので、きっとそのどれかのことを言っているのかな、と思いながらいつも散歩をしています。
自然が美しく変化する季節、皆さんも楽しみながらお過ごしください!それではまた次回🌟


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