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皮膚について① 皮膚の構造

こんにちは!

姉と交互に投稿をしていく共同ブログも始めてから2回目の投稿。

Karinからバトンを引き継いで、今回は私Elisaが皮膚についてのお話をしていきたいと思います。

というのも、私は高校生の時から6年ほど使っていたステロイド軟こうをやめたことによって、大変な離脱症状に長いこと悩まされてきたからです。この経験は私の人生において衝撃的な出来事となりましたが、同じ悩みを抱えている人の参考になるのならブログで発信しよう、と思うよになり、個人でやっていたブログでもこの内容について何度か取りあえげてきました。その続きとして、これまで私がどのような経験をしてきたのか、皮膚にはどんな影響があったのか、また根本の原因はどんなところにあるのか、ということをより細かくこのブログで発信していきたいと思っています。


ステロイド軟こうを使い始めたのは、高校生の頃だったと思います。いろんなストレスで食事が思うように摂れず入院したとき、たまたま鼻の下が荒れていたのを見たお医者さんから処方されたのがステロイド軟こうでした。その時の私は、これがどんな薬でどのように使うべきかということも知らず、説明もないまま顔に使い始めました。使い始めた当初にステロイドを塗ることで症状が治まることを知った私は、炎症が出ては塗ってを繰り返すようになりました。しかし一度も治ることはありませんでした。それどころか、それまでなかった部分にまで湿疹や赤みが出現し始め、どんどん痒みが増していきました。そしてある時精神的な限界が訪れたのです。それまでインターネットで痒みの原因を調べた時に、ステロイドによる皮膚炎、というものをみたことがあったので、原因がここにあるかもしれないと思い、ついにやめる決心をしました。私は持っていたステロイド系の軟こうをすべて処分し、何も使えない状態を作りました。ここから大変な離脱症状が始まります・・・。

離脱症状が出始めてからの内容は、写真と共に次回から何度かに渡り書いていこうと思いますが、そこに入る前に少し皮膚の仕組みについて触れておきたいと思います。

私たちの皮膚は大きく分けて表皮、真皮、そして皮下組織の3層からできています。一番外側にあるのが表皮。この表皮自体も層構造になっていますが、約0.2mmの厚さと言われています。また、外敵の侵入を防いだり、水分を保ったりなどの役割をしています。そして2層目が真皮。真皮は表皮の約10倍ほどの厚さと言われており、コラーゲン、血管、リンパ管、神経、毛包、汗腺などがあります。肌の弾力や新陳代謝を促すなど、とても大切な役割をしている層です。そして最後が皮下組織。皮下組織の大部分は皮下脂肪からできていて、圧力や気温の変化などから内蔵を守る役割をしています。

体の中で最も大きな臓器である皮膚は、実はこんなにたくさんの役割を果たしているのです。そしてこの素晴らしい機能を持った皮膚が行っていることとしてもう1つ覚えておきたいのが、吸収作用(経皮吸収)。良くも悪くも皮膚は塗られたものを吸収する作用があるため、知らず知らずのうちに体に害を与えていることもあるかもしれません。次回のElisaの投稿では、そんな皮膚の部位により異なる経皮吸収率や、私が実際に経験した脱ステロイドについて少しずつお話ししていきたいと思います。


それでは次回はKarinの投稿をお楽しみに!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

日本育ち、ウィーン在住の植物療法士。趣味カメラ、文章を書くこと。「自分たちの経験を書くことで一人でも多くの人をハッピーにしたい!」をモットーに発信中!

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