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何かに頼らない生き方 脱ステロイド7年目を迎えて

皆さん、こんにちは!

日本は大雪が降っているところもありますが、いかがお過ごしでしょうか?

ここオーストリアは、冬?というくらい暖かく、緑すら見えています。そんな年末年始はオーストリアの東側にあるブルゲンランド州へ行ってきました。ワインの名産地でもあり、またハンガリーと国境を接していることから様々な言語も聞こえてきます。そして平らな土地が広がるブルゲンランド州は、風力発電が多いことでも有名なんですね。

州の中には400を超える巨大な風力発電所があり、約30%の電力はこの風力に依存しているのだそう。私のパートナーがブルゲンランド州の出身で、初めて実家へ行ったときにはこの理由に納得しました。何しろ風が強い🌬こうした土地の特徴を生かした自然利用の発電方法もなかなか興味深いですよね!

さて、タイトルにもちょっと書きましたが、私の人生におけるテーマ「脱ステロイド」を始めてから約7年が経ちました。ここまできてこのテーマについて振り返るのもどうかな、と思ったのですが、やはりこの7年間は私にとっていろんな意味でとても内容のある期間だったんですね。

脱ステロイドでダメージを受けた肌が元に戻るのには使っただけの時間がかかる、というのを以前本で読んだことがあるのですが、私の場合はまさにそれだけの時間がかかっています。もちろん最初の大きなリバウンドを考えれば今の状況はただの弱い肌、という感じでとらえられますが、それでもそう簡単に元通り、というわけにはいかないんですね💦

これがステロイドを長年使っていた肌の苦労するところ。もちろん個人差もありますし、1人1人体質も異なるわけですが、私の場合はこれにより皮膚が何も受け付けなくなりました。何を塗っても痒くて仕方がないのです。植物性でも、無添加でも、オーガニックでも、体に優しいと言われるものも、全て肌が嫌がるのです。その痒みや赤みに追われるくらいなら、全部やめてしまえ、ということで現在も続けているのが肌断食。これも最初は肌が極度に乾燥するためかなり大変ではあるのですが、元の機能がゆっくり戻ってくると何もしなくてもいられるようになってきます。これは私も初めての実験なので、本当にどのくらいまできれいな肌に戻るのかはこれからが見所です。

薬に対する考え方にはいろいろなものがあると思いますし、時にとても必要になる時があります。そういう時の一手として使うのには意味があると思いますが、痛いから薬、痒いから薬という使い方になってしまうと、根本の問題を見落としているどころか、その薬によって引き起こされている問題にすら気が付かないことがあります。「常備薬」なんて言葉も普通に使っていますが、よく考えてみたら常備って不思議ですよね。これがあるから大丈夫、何かあっても対応できる。そんな依存を生み出しているようにも感じられます。

私もステロイドを使っていた時に感じたことですが、身体的な依存だけでなく、精神的な依存も解消していくのがとても難しいのです。この両方から考えると、やはり健康を保つことは何かに頼ることではなく、自分で対応できる体づくりをすることではないかと思います。楽な方へ流れてしまうと、後々苦労しなくてはいけなくなることもありますからね。。。

それでは今日も良い一日になりますように🎵

脱ステに関するブログは下記リンクよりご覧ください。
脱ステブログ1(皮膚について)
脱ステブログ2(経皮吸収について)
脱ステブログ3(脱ステ開始)
脱ステブログ4(ピーク)
脱ステブログ5(一度目の回復)
脱ステブログ6(二度目のリバウンド)
脱ステブログ7(繰り返す皮膚炎)

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

日本育ち、ウィーン在住の植物療法士。趣味カメラ、文章を書くこと。「自分たちの経験を書くことで一人でも多くの人をハッピーにしたい!」をモットーに発信中!

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