こんにちは!Elisaです。
3月と言うとひな祭りがあったり、場所によっては桜が咲き始めたりと、イベントごとや季節の変化も多い月ですよね。私の周りには3月生まれの人が多く、お祝い事が重なるイメージがあります。
私たちの父は3月生まれで、毎年3姉妹でプレゼントを贈っているのですが、実は私のパートナーのお父さんも全く同じ誕生日で、今年は実家のあるブルゲンランド州でお祝いをしました。

オーストリア、特にワインの産地にはHeurige(ホイリゲ)というワインやおいしいオーストリア料理を楽しめる酒場があります。ブルゲンランド州はワインの産地として有名なのでホイリゲは数多くありますが、今回はそのホイリゲで食事をすることにしました。オーストリア料理の代表と言うとSchnitzel(シュニッツェル)という豚肉のカツレツやSchweinebraten(シュヴァイネブラーテン)という豚肉の煮込み料理などが有名で、現地の人たちも大概このようなものを頼みます。私は今回はSchweinebratenを食べましたが、久しぶりのがっつりオーストリア料理で、大満足でした。
そしてそのホイリゲではSomlauer Nockerl(ショームラウアー ノッカル)というハンガリーのケーキが有名で、思い切って私も食べてみることにしました。

おいしそうに見えますよね!これ、この角度からだと1つの丸いケーキにしか見えないのですが、裏にもう1つ同じケーキがあるんですよ。ケーキ自体にはレーズンとカスタードクリームが混ぜられており、更にラム酒に漬けてあります。これがまた甘くないホイップクリームと良く合うんですね🥰食べる幸せを感じた1日でした。
さて、肌トラブルの原因を探るべく2月に行った血液検査の結果をようやくもらってきました。私の中では、鉄欠乏性貧血と亜鉛欠乏を予測していたのですが、どちらもぎりぎりのライン、という感じでした。
血清鉄は、範囲が37-145㎍(誤差あり)のところ40。そして体に保存されている貯蔵鉄であるフェリチンは基準値が13-150㎍のところ17という結果でした。少し驚いたのと嬉しかったのは、去年に検査をした時のフェリチン値と全く同じだったということです。その間ずっと植物性の鉄サプリを飲んでいたのですが、これまで植物由来のものを試しても保てたことがなかったので、今回は腸内環境の改善と共に行ったのが良かったのかもしれません。
そして亜鉛は基準値が60-120㎍のところ、70という結果。数値内には収まっていますが、オーソモレキュラー療法をやっている病院で診ていただいた時には、80でも少ないと言われたので、これは肌トラブルの1つの原因になっているかもしれません。また本来胆道や肝臓の病気を調べる基準となるALP(アルカリフォスフォターゼ)は、低いことで亜鉛不足を疑う基準にもなるそうですが、これは基準値が35-104U/lのところ40という値でした。これを見ると潜在的に亜鉛が不足していることが分かります。
そして最も驚いたのが甲状腺刺激ホルモンTSHの値が範囲を超えてしまっていたこと。これは0.270-4.240μU/mlが基準値ですが、今回は7.190という数字が出ていました。これは甲状腺の機能が低下していることを示していますが、主治医の先生は炎症を示す値が正常なので、まずは超音波検査をしてから2か月後にもう1度血液検査をしてみて、それから考えましょう、という見解でした。先生曰く、春や秋といった季節の変わり目には甲状腺の機能にも変化があるそうなので、これも正直長い目で見ないと分からないことなのかもしれません。ただ、肌の問題がこれの影響を受けている可能性はある、ということでした。
私は以前から栄養療法に興味を持っていろいろと勉強してきましたが、甲状腺にとっては亜鉛とセレンというミネラルがとても大事だそうです。ホルモン分泌の司令塔となっている脳下垂体はストレスの影響を受けやすいので、そういったことも原因になり兼ねませんが、それ以外にも体に不足しているもの、または過剰なものを見つけ出すことで解決するものもあるのかもしれません。
人間の体って本当に複雑に、でもよくできています。
基本は食事だと思いますが、どうやっても補いきれない部分はサプリメントに頼ることも1つの可能性ではあると思います。ただ、その場合にはクオリティをきちんと確認しなくてはなりませんね。血液検査の結果には一喜一憂することもありますが、これも何かの知らせであり、またチャンスでもあるととらえて次につなげたいと思います。世の中にはもっといろんな経験をしている人が数多くいると思いますが、参考になる情報がありましたら、ブログを通して意見交換もできたらいいなと思っています。
それでは良い週末をお過ごしください!


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