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ウィーンの伝統焼き菓子

こんにちは、Elisaです!

日本では地域によって桜が咲き始めているようですが、オーストリアでも桜を見かけるようになりました。

桜の種類に詳しくないため、これが桜なのかもちょっとよく分からないのですが、シェーンブルン宮殿の庭園にきれいに咲いていたので少しお花見をしてみました。何はともあれ桜の花を見ると春だなー、と感じますね。日本の満開の桜が恋しいです🌸

今回はちょっとウィーンのおいしい伝統のお菓子をご紹介したいと思います。

先日日本から知り合いの学生さんが研修旅行でウィーンに来たため、半日ウィーンの紹介と言うことで案内をしたんですね。ウィーンと言えば、音楽、そして甘ーいお菓子と喫茶店!

有名どころで言えばSacher(ザッハー)やDemel(デーメル)ですが、その学生さんのホテルが西駅近くだったため、Cafe Ritter (カフェ リッター)という私が度々訪れている古い喫茶店に行くことにしました。

Cafe Ritterは19世紀中頃に開いた喫茶店で、Mariahilferstraße (マリアヒルファー通り)に残る最後の大きな伝統喫茶店でもあります。昔から有名な芸術家や作家が集っていた場所としても知られ、今でも観光客が多く訪れています。

ウィーンのカフェハウスはどこに行ってもはずれがないのですが、Cafe Ritterでの私のおすすめはApfelstrudel(アップルシュトゥルーデル)です。日本ではウィーン風リンゴパイなどとも呼ばれますが、薄い小麦粉の生地にリンゴやレーズンなどを入れて焼くお菓子で、オーストリアではおばあちゃんの味としても大変人気があります。 オーソドックスなApfelstrudelはこんな感じ。

Cafe RitterのApfelstrudelは焼きたてで温かく、甘みが少なくさっぱりしているのが特徴です。このように単品で頼むこともできるのですが、生クリームやアイスを付けると更においしくなります。

今回は来ていた学生さんがアイスと生クリーム付きを注文したのですが、1人分がこのボリュームというのもオーストリアならではの光景です😲

温かいApfelstrudelと冷たいバニラアイスがとてもおいしかったようです。

ウィーンと言えばコーヒーも有名ですが、Melange(メランジェ)は特によく飲まれます。ウィーナーコーヒーと言われるだけあって種類も豊富なのですが、Melangeはエスプレッソにホイップミルクが混ぜられたコーヒーで1830年からウィーンでは提供されているそうです。コーヒーもおいしければミルクも濃厚でとてもおいしいんですよね。

こういった伝統的なウィーン菓子やコーヒーが楽しめる喫茶店では、昔からのスタイルが守られウェイターさんが正装して食事や飲み物を運んできてくれます。コーヒーに水がついているのも特徴ですね。以前もどこかで書いたかもしれませんが、ウィーンの水質を明確にするためコーヒーの利尿作用による脱水を防ぐためスプーンを置けるようにするため、など諸説あります。どれが本当なのか、どれも正しいのかはよく分かりませんが、これもウィーンの喫茶店を訪れる際にはぜひ見てほしいポイントの1つです。

それではまた2週間後に!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

日本育ち、ウィーン在住の植物療法士。趣味カメラ、文章を書くこと。「自分たちの経験を書くことで一人でも多くの人をハッピーにしたい!」をモットーに発信中!

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