こんにちは!Elisaです。
花粉症やら何やらで春は意外と体調を崩す人も多いかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目と言うことで気温が上がったり下がったり。
安定しない気候に体もなかなかついていかないところですが、エキナセアというキク科のハーブを集中的に飲むことで免疫を賦活させ、風邪やアレルギーの予防などに役立てるのも1つの方法です🌿
ちなみに私は風邪を引きそうなときにエキナセアのチンキを飲むのですが、かなり効果的。
食事も気をつけたいところですが、先日パートナーが作ってくれたパンがおいしかったので少しご紹介したいと思います。 それがこちら!

ドイツ語でFlammkuchenという小麦を使った料理です。パンと言ったところでしょうか・・・。Flammは炎(独:Flamme)を意味し、Kuchenは小麦を使ったお菓子を意味します。生地には小麦とバターミルク、イースト菌が入っており、これを捏ねて1時間ほど発酵させます。その後生地を分け、その上に好きな具材を乗せて焼きます。今回はクリームフレッシュとハチミツを混ぜたペーストにベーコン、デーツ、そしてバルサミコとオリーブオイルであえたルッコラを乗せていただきました。
甘いものとしょっぱいものが混ざったものがあまり好きでない私だったのですが、これが結構おいしくて😋サクサクの生地と柔らかいペーストが丁度よく混ざって、とてもいいバランスでした。
さてさて、3月末のことになりますが、日本に住んでいる母が突然入院するということがありました。私と母は毎日メールを交換しているのですが(もう10年以上になります)、その日はメールの返事が来なかったんですね。ちょっと変だな、と思っていたのですが、そんなこんなでいつものようにパソコンの前に座り仕事を始めると、父からのスカイプが突然なりました。父ともよくやり取りをしているので、特に何も思わず電話を始めたのですが、「ママが入院しているんだよ。」と言うのでもうびっくり😲
何せお産の時しか入院したことのない健康オタクの母なので、入院と聞いた時には何か大変なものに違いないと思いました。そう言えばその前の日に母と電話した時に、「何となくお腹が痛いんだよね。」と言っていたな、と思い出したのですが、やはりそれが始まりだったようです。話によるとその次の日の朝には少し微熱があったとのこと。ただ食欲はあったので親戚と食事に行って、どうもその帰りに猛烈な腹痛と便意、吐き気で家に飛んで帰ったそうです。それでも間に合わないほどのひどい下痢。更に血液も一緒に出たり、嘔吐したりでとにかく大変だったそうなのです。それから緊急で病院に行って即入院となったのでした。
入院時には37度台後半の熱と低血圧、貧血がありましたが、その時には腹痛も下痢も止まっていたようです。CTではぼんやり何かが写っていたそうですが、血液検査の結果、炎症反応と細菌が出ていたということで、隔離病棟で数日過ごすことになりました。
同日ラインを送ると案外元気そうだったのですが、この話を聞いた私はやっぱり心配でなかなか鳥肌が収まりませんでした。
細菌が出ていたということで、私たちは食中毒かなと検討を立てていたのですが、いつもきちんと火を通している母の事を考えるとこれも少し違うような・・・。そして抗生剤の点滴と絶食をすること数日。ようやく検査の結果が出ました。
憩室炎・・・。聞いたことがありますでしょうか?私は憩室という言葉はどこかで読んだことがあったのですが、その名前を聞いた時には今一ピンときませんでした。調べてみるとこんなもの。
憩室というもの自体は消化管のどこにでも出来るものらしいのですが、多くは大腸に起こるそうです。年齢が高くなったり食生活の乱れなどにより便秘が起こると、それを出そうとするために腸管の圧力が高まり、それにより腸の壁の一部がボコッと外に膨らんで出てしまうものが憩室。大腸の場合はS字結腸と上行結腸に起こることが多く、母は後者だったようです。基本的に憩室があること自体は問題がないそうなのですが、積み重なる便秘等により感染が起こると憩室が炎症を起こしてしまいます。これが憩室炎です。症状としては何も感じない人から腹痛、下痢、発熱などが起こる人まで様々で、更に私の母のよう血管が破れてしまうと憩室出血が起こり、血便が出て入院しなくてはいけない人もいます。
母の場合は約1週間の入院となりました。1週間後のCTでは問題だった部分は解消しており、母もかなり元気に家に帰ったようです。しかしこの憩室自体はなくならないんですね。母はその後大腸カメラも受けましたが、憩室がいくつかあった以外は何も問題がありませんでした。この憩室や憩室炎の予防は、便秘をしないことらしいのですが、小麦粉をとらず食事や運動にかなり気を使っていても母のようにこういった症状が出てしまう場合があるんですね。いかにして腸内環境をいい状態に保ち、便秘をしないようにするか。いずれにしてもこれが今後の課題のようです。
また参考になる情報等ありましたらぜひお知らせくださいね。
それではまた2週間後に!


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