こんにちは、Elisaです!
5月も中頃、いかがお過ごしでしょうか?
今月の最初になりますが、姉のKarinと2人で久しぶりにミュージカルに行ってきました。ウィーンの音大でピアノを熱心に勉強していた頃は頻繁にコンサートに出かけていましたが、特にコロナが始まってからは全く行かなくなっていたんですね😢
ですが去年のクリスマスに義理の兄からミュージカル「レベッカ」のクーポン券をもらい、ようやくチケットを取ることができました。レベッカは元々イギリスのダフネ・デュ・モーリエにより書かれた小説で、最初の映画は1940年にアルフレッド・ヒッチコック監督により作られました。 私はヒッチコックのレベッカは見たことがなかったのですが、昨年2020年にリメイクされた作品をネットフリックスで見つけたんですね。サイコスリラ―なのでそれなりに気持ち悪くて・・・。でもなかなかいい映画でした。そして今回のミュージカルに繋がったわけですが、かなり人気のミュージカルであるため延長が決まり、私たちが言った日もかなり込み合っていました。

ミュージカルは会話や歌の歌詞もよく聞いていないと内容がつかめないことが多いので、私にとってはかなり集中力を必要とします。でもこれがとても面白かったんですね。登場人物の中でもダンヴァース夫人という強烈な性格の役柄があるのですが、それを演じた女優さんの演技と歌の迫力に圧倒され、久しぶりに鳥肌が立ちました🐔音楽はやっぱり人の心に訴えかけてくる素晴らしい芸術ですね!
ここからは一気にテーマが変わりますが、先日あるZOOMセミナーに参加しました。徳子さんという方の講演会だったのですが、彼女は脱ステロイド・脱保湿の第一人者で、何十年も使い続けてきたステロイドをやめ、そして保湿も一切断ち完治させたことを長年に渡りブログで書いておられます。私が2016年にステロイドをやめ、ひどいリバウンドに悩まされた時に丁度彼女のブログと出会い、何度も励まされてきました。今回は私がフォローしているドクターゆきさんのブログに偶然徳子さんが講演会をやるというお知らせが出ていたため、即決で参加することにしました。
徳子さんのブログは現在いろんな言語に翻訳され、ものすごい数の問い合わせや成功体験等も綴られています。ご多忙の中でも1人1人に丁寧に返信されており、それを読むだけでも悩んでいる人にとってはものすごく参考になりますし、元気ももらえます。そして何より、この大変な脱ステロイド・脱保湿体験を面白おかしく綴られているところが本当にすごいなと思うのです。これがまさに世界中でステロイドの離脱に苦しむ人たちの心の支えになっているのでしょう。
さて、講演の話に戻りますが、今回のテーマは「脱保湿を途中でギブアップしないコツ」でした。私も経験上本当によく分かりますが、脱ステロイド・脱保湿中には何度となく大変なリバウンドが繰り返されます。しかも1日2日のものではなく、毎回何カ月単位。となると先行きが見えない恐怖でとにかくいろいろと試したくなるわけです。それをどう乗り切るか。この答えはとにかく「保湿をしないこと」。つまり何もしないことなのです。
人間は1人1人異なりますし、抱えている問題も異なります。なのでもともとステロイドを使い始める前に持っていた問題に関して言えば千差万別でしょうし、ステロイドが抜けたとしても残る可能性はあります(私の見解)。ただ、ステロイドにより起きる問題というのは本来体の反応として出ていた症状を見えなくするだけでなく、副次的な皮膚炎を起こすのです。そのためステロイドをやめることによりステロイド性皮膚炎は消えていく、ということになります。更にここで保湿をしないことが皮膚の回復を速めるのに欠かせないのです。
セミナーには脱ステロイドを推奨・支援されている医師の方々も参加されており、興味深い様々な質問に対してお答えをいただきました。その中でやはり印象に残っているのが「人間以外に保湿をする動物がいるのか」という疑問でした。これは以前から何度か考えを巡らせたことのある問いかけではあるのですが、大手企業や〇品会社による洗脳ではないのか、という結論はどうも間違っていないようです。潤いを保つことを美であると認識すれば、誰もが保湿剤に手を出したくなるでしょう。乳液?水溶液?美容オイル?ヒアルロン酸?本当に効果があるのでしょうか?
実際に使われているものは買い手には全く分かりません。プラスチック容器から漏れ出す環境ホルモン。0.数パーセントしか含まれていない植物性エキス。酸化防止剤。重金属。これらを挙げていったら経皮吸収されて最終的にわけのわからない病気になることがないとは言えないですよね。そしてステロイドの話でも分かるように、外から与えると人間の体というのは自分から作り出さなくなるのです。本来体に備わった機能を外部から補ってあげると、怠けちゃうんですね。良くも悪くも私たちの体は非常によくできています。そしてこれはステロイドに限ったことではなく、全ての薬において言えることだと思います。
今回も偶然が重なり徳子さんを代表とするセミナーを聞くに至りましたが、これだけ世界中でステロイドの被害があること、そして実際にやめることで治っている人たちがいるのを見ると、更に広げなくてはいけないなと本当に思いました。使おうとしている人がいるなら立ち止まって考えてほしい。やめようとしている人がいるなら正しい知識と覚悟を持って挑戦してほしい。過酷ではありますが、人間の体には自然治癒力という素晴らしい力が備わっていることを信じて、前に突き進んでほしいと強く願います。
私自身の経験によっても役に立てることがあれば嬉しく思います。
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました!
脱ステに関するブログは下記リンクよりご覧ください。
脱ステブログ1(皮膚について)
脱ステブログ2(経皮吸収について)
脱ステブログ3(脱ステ開始)
脱ステブログ4(ピーク)
脱ステブログ5(一度目の回復)
脱ステブログ6(二度目のリバウンド)
脱ステブログ7(繰り返す皮膚炎)


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