こんにちは、Elisaです!
このところ夕立が続いているウィーンですが、気温は25℃以下で比較的過ごしやすい毎日です。オーストリアでは(ほかのヨーロッパの国々もそうかもしれませんが・・・)雨が降ってもほとんどの人が傘を差さないんですね☔
私は日本人らしく必ず傘を持って行くのですが、こっちの人はびしょ濡れになってもそこまで気にしている感じがありません。
これも文化の違いなのでしょうかね。
そして先日は、ずっと入ってみたかったある薬局に行ってきました。St.Charles Apotheke (セイント・チャールズ・アポテーケ)という薬局で6世代に渡り営まれています。伝統薬草療法やジェモセラピーがコンセプトになっているのと、以前姉のKarinがお勧めしてくれたこともあり、ずっと興味を持っていました。入るとアンティーク調の棚にずらーっとハーブティーやチンキ、エッセンシャルオイルが並んでいて、遂ワクワクしてしまいました🥰


タイムスリップしたかのような感じがしますよね。薬局なのでもちろん処方箋を持って行けばいわゆるお薬も手に入りますが、基本的には自然素材や植物を使ったものを多く扱っています。2枚目の写真に写っているのは昔から使われている水源を残した水道。ここでは実際に石鹸やクリームなどを試し、洗うことができます。もちろんコロナが始まって以来、手洗いを頻繁にするようになったので、そういう理由で使う人も多いんですけれどね。とても雰囲気が良く、ぜひまた行きたいなと思います。
さて、今回は少し睡眠関係の内容を書いてみたいと思います。睡眠というのは本当に様々な影響を受けやすいものですよね。ストレスだったり、ホルモンだったり、不安だったり、食事だったり・・・。時には満月だったり?とにかく理由は様々です。
私は比較的いろんな影響を受けやすいタイプなので、そういう時には簡単に眠れなくなってしまうんですよね
そしてそのサイクルが始まると、眠れないということ自体が不安を生み出して余計に眠れなくなってしまったり。
こんなことは誰でも一度は経験があるのではないかと思います。
落ち着きをもたらす、という意味で以前CBDオイルを試したことがありました。それもブログに書いていますが、私にとっては持続性があまり感じられず、すごく効果的だったということは残念ながらなかったんですね・・・。
ただその後も栄養学について学ぶ中で、2つの栄養素が私の睡眠において非常にいい影響を与えてくれることに気が付きました! それが亜鉛とマグネシウムです。

亜鉛は筋肉や骨、皮膚、そして髪の毛などに含まれる必須ミネラルで、その効果は非常に多彩です。有名なところでは味覚を正常に保つ、免疫力の向上、精神の安定、生殖機能の維持、肌や髪の毛を健康に保つ等があります。その他にも糖尿病の防止や、甲状腺機能の強化、そして睡眠の質の向上にも関係しているそうなのです。つまり私たちの健康には欠かせないミネラルと言うことになりますね。特に動物性の食品には亜鉛が多く含まれているものもありますが、鉄剤やタンニンを含む飲み物(コーヒー、紅茶、ハーブティー等)を飲んだり、皮膚の炎症が強い場合には亜鉛が欠乏しやすくなりますので、血液検査で低い値が出ている人は少し意識的に取り入れることも重要です。私はもともと欠乏しやすいので、オーストリアの薬局で購入した少し多めの15mgというのを夕方に飲んでいますが、それ以来眠りの質がぐっと改善しました。摂取目安は1日10mg前後です。亜鉛は不足しやすいミネラルですが、摂り過ぎるとそれにより不調を招くこともありますので、大体の自分の値を知っておくと良いと思います。

そしてもう1つ睡眠の質を良くしてくれたのがマグネシウム。これは意外と知られているかもしれませんね。マグネシウムは骨の形成に重要なミネラルであることが有名ですが、血圧や心疾患の予防、生理痛/片頭痛の緩和、血糖値の安定、便秘解消、筋肉の機能を整える、睡眠の質の向上等の働きがあるとされています。こちらも幅広いですよね。私は寝る前にこのサプリメントをとっているのですが、このところ本当に熟睡できています。ちなみに姉のKarinは粉末のマグネシウムを摂っていますが、それ以来度々悩まされていた片頭痛が無くなったそうです。
マグネシウムは経皮吸収の方が効率が良いということもあり、マグネシウムオイルもおすすめです。特に筋肉疲労やこむら返りなどがある方はオイルを直接塗布すると和らぐかもしれません。
経口摂取では1日約300mg(女性)とされていますが、多少多く摂り過ぎても排出されてしまうので、多めに取り入れても良いかと思います。マグネシウムにおいては酸化マグネシウムやキレートマグネシウム等がありますが、キレート加工されたものの方が体に吸収されやすいので、そちらを選ぶといいと思います。
ビタミンやミネラルは現在の食事の栄養価や腸内環境の乱れにより、摂取・吸収が難しくなっています。本当は食事から全て摂ることが理想ですが、足りないことで不調が出ている時はサプリメントに頼ることも有りかもしれません!
それではまた次回!


コメント/Kommentare