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オーストリアで小旅行するならケルンテン!

こんにちは、Elisaです!

9月も2/3が過ぎ、初秋とでも言ったところでしょうか。Googleによれば8月初めからの1か月あたりを「初秋」と呼ぶらしいのですが、今の気候だと9月終わりから10月初めでもいいような気がしますよね。

そんな気持ちの良い気候が続く9月ですが、オーストリアで最も南にある州、”ケルンテン“(Kärnten)へ3泊4日の小旅行をしてきました。その目的は・・・・、ヨーロピアンバイクウィーク!つまりハーレー・デビットソンの集会だったんです🏍

ケルンテンは、オーストリアで最も高い山であるグロースグロックナー(Groß Glockner)や数々の美しい湖がある自然の豊かな州なのですが、このヨーロピアンバイクウィークは1998年から毎年ファーカー湖(Faaker See)という湖の周りで開催されています。今年は丁度25周年であり、更にハーレー自体も創設120周年ということでかなりの盛り上がりとなっていました。

私は特段バイクに興味があったわけではないのですが、パートナーが過去にハーレーで働いていたり、実際乗り回していたこともあり、ちょっと一緒に行ってみようかなーというノリでついていったわけです。

目的地のファーカー湖までは車で3時間半ほど。幸いそこまでの長旅ではなく、目に入ってくる美しい自然を堪能しながら高速道路を飛ばしていきました。

町に入ると高い山々が広がり、なんだか実家である長野県を思い出しました。すると四方八方から「ブルルルルルル・・・・・」という音が!ハーレーが走っているのは見たことがありましたし、パートナーが乗っていたので音も聞いたことがありましたが、さすがに何百、何千というハーレーが一気に走るとそれは貫禄がありますよね。ファンにはたまらないのだと思います。

これは町の中心にある循環交差点(ヨーロッパでは至る所にある)なのですが、その真ん中にハーレーの像があるんです。ここでみんなとまって写真撮影をするのが恒例になっています。

これも町中の様子。何万というハーレーが所狭しと道路わきに並び、これを目的で観光に来る人達は1台ごと写真を撮ったり、バイクのパレードを見て楽しみます。今年は記念年と言うこともあり、何と7万バイクが走ったそうです😲

夕方になってもバイカーたちの熱狂は収まらず、これが6日間、毎日夜まで続きます。音量も迫力も一際ではありますが、実はこれがケルンテンの観光事業の一環にもなっているのです。一旦打ち切るという話も合ったのですが、今年2030年まで延びることが決まりました。

ここからは少しケルンテンの観光地や宿泊施設などもご紹介しましょう。

こちらは今回のヨーロピアンバイクウィークのメイン会場だったファーカー湖。

ケルンテンにある5つの湖の内の1つで、最も深いところでは30mにもなるそうです。水が透き通る美しい湖でした。

そしてこちらの湖はケルンテンで最も有名なヴェルタ―湖 (Wörther See)。避暑地としても人気なこの湖は、作曲家のヨハネス・ブラームスが交響曲第2番を作曲した地としても知られています。周囲は50kmに渡り、水深は85mあります。

観光と言ったら忘れてはいけないのが食事・・・ですよね。一番印象に残っているのが、ケルンテンの首都フィラッハ(Villach) にあるフェルデン(Velden)での食事。

ヴェルター湖のほとりにあるホテルに併設されたレストラン・レオポルト(Restaurant Leopold)では、オーストリアの食材を使った料理が堪能できます。上の写真は私が注文した鱒のリゾット。そして下の写真はパートナーが頼んだ仔牛とカボチャのニョッキ。どちらも丁寧な味付けで、とてもおいしくいただきました。

ケルンテンを代表する観光地の1つと言えば、この塔(Pyramidenkogel)。100mあるこの塔は、なんと周りが木で作られており、木製の展望塔としては世界一高いそうです。また塔を巡るように滑り台が併設されているのですが、これは全長120mで筒状になった滑り台としては最も長いそうです。入場料は大人16€、16-17歳は11€、6-15歳までは8€という振り分けになっています。この細かさの意味はよく分かりませんが、ケルンテンカード(Kärnten card)という観光用のカードを予め買っておくと、無料で入れます。

私たちは今回上りませんでしたが、展望台からはケルンテンが一望できます。

では最後に宿泊施設をご紹介したいと思います。

こちらが私たちが宿泊したドルフ・シェーンライテン(Dorf Schönleiten)。ドルフというのはドイツ語で村を意味する言葉で、その名前の通りホテルというよりは1つの村になっています。このヴィレッジには、400年という歴史を持つ24の小さな木のアパートメントがあり、全部で94の部屋が用意されています。湖や森でのアクティビティを楽しむには最適な施設です。特にヨーロピアンバイクウィークの週やスキー観光の季節には値段があがりますが、何人かでシェアすることができるので、ちょっと贅沢な旅にはとてもおすすめです。

これは早朝に散歩をした時の写真。自然とバイクを満喫できる、とても楽しい旅となりました🥰

いかがでしたでしょうか。オーストリアを訪れた際には、ぜひケルンテンも観光の候補に入れては!

それではまた次回!

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この記事を書いた人/Autorin dieses Artikels

日本育ち、ウィーン在住の植物療法士。趣味カメラ、文章を書くこと。「自分たちの経験を書くことで一人でも多くの人をハッピーにしたい!」をモットーに発信中!

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