こんにちは、Elisaです!
8月も中旬、皆様いかがお過ごしでしょうか?
このところストレスや栄養不足からか、肌が悪化状態にありだいぶ鬱々としていたのですが、先日は久しぶりにシェーンブルン宮殿へ散歩へ行ってきました。日本への帰国前とはだいぶ景色が変わり、カラフルなお花がとてもきれいに咲いています。

私が1か月前にウィーンに戻ってからというものお天気が続き、雨も数えられるくらいしか降っていないので水事情が心配な気もしますが・・・。とりあえず自分は「晴女」であると自負しています🌞
さて、本題に入りましょう。
「出会い」にはいろいろなものがありますよね。出会いと別れについては以前ちょっとブログに書いた気がしますが、今日はその中でもパートナーとの出会いについて少し書いてみたいと思います。
私がパートナーと出会ったのは、今から約4年半前のこと。私のそれまでの人生はというと、中高は女子高。ウィーンでピアノを勉強し始めてからはピアノしか弾かず、その後は数年に及ぶ脱ステロイドがあったため、正直出会いという出会いが全くありませんでした。言い訳にもなってしまうかもしれませんが、環境や状況だけでなく、自分からも大してガツガツ誰かとの出会いを探していたわけでもなかったんですね。
そしてピアノの勉強を一通り終えてからは、ウィーンで日本語を教えているプライベートの学校に就職が決まりました。学校とは言っても本当に個人的なものでしたが、学校では日本語の授業の他に日本の季節に合わせたイベントや料理教室も開催していました。
そこで働くこと1年半。私はフィトテラピーを学ぶため、学校をやめて日本に一時帰国をすることを決めました。その帰国前、最後の料理教室にやってきたのが今のパートナーのO君だったわけです。その時は、まさか自分が彼と生活を共にすることになるとは全く想像していなかったのですが・・・。これがまさに突然やってきた出会いだったのです🥰
後で聞いた話によると、彼の方はキャンセル待ちで、たまたま空きが出たために来ることになったとか。面白いものです。
最後の料理教室は2019年の暮れ。12月ということで年末年始の和食がメインテーマでした。私の上司が作り方を説明して見せ、参加者も一緒に作るというもの。
O君は最初から積極的で、料理教室の際は何度も私に話しかけていたのを今でも思い出します・・・。その時は、なんか変な人だなーとくらいにしか思っていませんでした。
そして完成した食事がこちら。

お雑煮に伊達巻卵、煮豆、のしどり、昆布巻き、お汁粉など、おせち料理にも入っているものが多くあり、和食が初めての人たちにも結構おいしかったようです。
食事が終わると皆さんサーッと帰っていくのですが、一人だけ残っている人が。私は食器の片付けをしており、O君はそんな私を見て最後まで残って一緒に片付けを手伝ってくれたのです。まあ親切な人。そんな印象でした。
夜も更け、私たちも仕事を終えたので帰途につくことに。もう二度と会うことはないだろうなー。そんな風に思っていました。
そしてその年のクリスマス前。急にSNSでOという人からメッセージが来たのです。「料理教室がとても楽しかった。」との内容で、「それは良かったです。」と返事をすると、「クリスマスマーケットに一緒に行かないか。」というお誘いが来たのです。
😲😲😲😲😲😲😲
まさにこんな絵文字のような気持ちでした。この私を誘ってくる人がいるのかと。なんと私、その時は断っちゃったんですねー。
年を越し、2020年が始まりました。私は3月の飛行機で日本に帰ることにしており、そのままO君には二度会うことなくオーストリアを後にしました。
そこでパンデミックが始まったのです。
日本に帰ったからは仕事をしたり、フィトテラピーを勉強したりと忙しくはしていたのですが、その傍らO君とも頻繁に連絡を取るようになりました。現代的ではあるのかもしれませんが、いわゆるSNSを通じて関係を深めていったのです。最初はメッセージのみ。毎日何度もメッセージを交換し、その後は電話をするようになり、そして最後はビデオ電話をするようになりました。
今では普通かもしれませんが、直接会わずに相手のことを知ったり信頼するということはなかなか難しいですよね。最初の半年は本当に半信半疑で不安を持ちながらメッセージを交換していたのですが、毎日会話をするうちに、この人は嘘をつかない純粋な人だ、ということが分かってきました。
そんな生活を続けている内に、何と一年半が過ぎてしまいました。コロナにより最初のフライトがキャンセルになり、その後も目途が立たなかったためなかなか戻ることができなかったのです。
そしてようやくオーストリアに戻るとなった時・・・。私の中では楽しみと不安がずーっと頭の中で巡っていました。というのも、2回目に会うのに自分たちの関係はパートナーだったからです。不思議な状況ですよね。
何を話していいのか。どういう態度で接したらいいのか。やっぱりオンラインとライブは全く違いますから。しかしそんな不安も会えば会ったでさーっとなくなり、やっとオンラインでの生活に終止符を打つことができたのです。
考えてみればどんな出会いも運命のようなもの。だからこそ1つ1つの出会いを大切にしたいと思うわけですが、先日久しぶりに会った従妹にこんなことを聞かれました。
「パートナーのどこが気に入ったの?」
素朴な疑問なのに、私はそれにさっと答えることができませんでした。確かに挙げればいろいろとあるわけですけれど、後でよく考えてみると、やっぱり「気が合う」というか、「しっくりくる」というのが一番適当な答えなのかもしれません。いわゆる「フィーリング」ですよね。このフィーリング自体も日々変化しているのかもしれませんが、それ以外の妥協できる部分とうまくバランスを取ることができれば、基本的にはうまくいくのかなー、なんて自分なりに思っています。
今回は少しパートナーとの出会いについて書いてみましたが、出会いなんて考えてみればどれも本当に奇跡的なものですよね。これだけたくさんの人がいる中で突然訪れるのですから・・・。
それでは次回までお元気にお過ごしください🌟


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