こんにちは、Elisaです!
早いもので9月も半ばになりましたねー。ここウィーンはようやく気温が落ち着いてきました・・・。それどころか今週は最高気温が10度台の時も。
「涼しい」というよりは一気に寒くなってしまい、衣替えも間に合わないくらい。とにかくこのところの気候の変化に体がついていくのは大変ですよね。
さて、今日はウィーンの観光名所を少しご紹介しましょう!前回の私のブログ(ヨーロッパで熱中症?!)の中で、もう一人の姉とその友人がヨーロッパ旅行に来ていた、ということを書きましたが、私が熱中症から回復した頃、もう一度彼らにウィーンを案内する機会がありました。
ウィーンは観光すると分かるのですが、意外と見るところが多いのです。そのため1日で全部案内しようと思ったらとても無理!ということで一番観光名所が集中している中心部を散歩しながらまわることにしました。
ご存知の方もいるかと思いますが、ウィーンの見所としてリングシュトラーセ(Ringstraße)という大きな環状の通りがあります。元々ウィーンの中心部を戦争から守るために旧市街を取り巻くように市壁が建てられていましたが、19世紀半ば以降、オーストリア皇帝であったフランツ・ヨーゼフにより取り壊され、その跡地としてリングシュトラーセが作られました。現在は観光客や市民の散歩道として利用されており、その周りに立ち並ぶ美術館、国立歌劇場、国会議事堂、王宮、市庁舎などの美しい歴史的建造物を楽しめるようになっています。




リングシュトラーセは路面電車でゆったりとウィーンの雰囲気を味わいながら見ることも出来ますが、全長約5,3kmなので歩きながら1つ1つじっくりと見ることも出来ます。
それぞれ見所が多いため、今回は姉、友人と一緒にこのリングシュトラーセを歩き、どこか1つ入場しようということになりました。それがブログのタイトルにもなっている「オーストリア国立図書館」です!
私はオーストリアに来た当時(約10年前)に一度友人と訪れたことがあったのですが、その時の感動を未だに忘れることができず、再び入れるということでとてもワクワクしていました。というのも、観光地ってお客さんが来るときくらいしか行く機会がないんですよね。。。
オーストリア 国立図書館は王宮の裏側の少し隠れた場所にあり、18世紀に旧宮廷図書館として建てられました。なんと長さ約80m、高さ約20mという驚きの大きさ。

世界で最も美しい図書館の1つとも言われているオーストリア 国立図書館のプルンクザール(Prunksaal)をしばし写真でお楽しみください。

プルンクザールを彩る本の数は20万冊を超え、そのほとんどが歴史的書籍とされています。

豪華に装飾されたドームと数多くのフレスコ画が帝国時代の雰囲気を醸し出していますよね。


そしてこの写真にも写っている直径1mを超えるヴェネチアの地球儀(4つあります)も見所の1つ。圧巻です。
ディズニーの好きな方はもしかしたら同じことを想像するかもしれませんが、美女と野獣のお城に出てくる図書館もまさにこんな感じですよね。現実離れした華やかなプルンクザールはウィーンの名所の中でも一度訪れる価値のあるところだと思います。ウィーン観光の際はぜひ!
〇オーストリア 国立図書館 プルンクザールへのアクセスリングシュトラーセを通る路面電車(1,2,71,D)の場合:ブルクリング(Burgring)という駅で降り、王宮(Hofburg)のヘルデンプラッツ(Heldenplatz)をまっすぐ通り抜けるとミヒャエラプラッツ(Michaelerplatz)という広場に出ます。スターバックスのある右のライトシュールガッセ(Reitschulgasse)を歩いて行くとヨーゼフプラッツ(Josefplatz)という広場に出ます。ここまで来るとプルンクザールが見えます。
観光を楽しんだ後は、ウィーンのカフェハウスで少し休憩をすることに。予め世界的にも有名なカフェ ザッハー(Cafe Sacher)を予約してあったため、通常行列に並ぶところ、幸いすんなりと入ることができました。ウィーンのカフェハウス、いわゆる喫茶店には古い歴史があり、このザッハーもちょっとした物語のあるカフェハウスの1つです。ご興味のある方は以前ウィーンとコーヒーについて書いたこちらのブログをご覧ください! ウィーンのカフェハウスの中でも高級な部類に入るザッハーは、地下鉄U4のカールスプラッツ(Karlsplatz)から徒歩1分、国立歌劇場の向かいにあります。店内は帝国時代を再現したというか、ちょっと華やかなデコレーションが凝らされています。ここで有名なのは、あのあまーいチョコレートケーキ「ザッハートルテ」(Sachertorte)です。ザッハーに来たらザッハートルテを食べるのがお決まりでしょうが、私は数日前に熱中症でダウンしていたので今回はウィーン風アップルパイと呼ばれるアップルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)をいただきました。

これも実はオーストリアの名物。実はサウンドオブミュージックの歌にも登場しています。リンゴとレーズン等が薄い小麦の生地に巻かれて焼いたお菓子で、甘さ控えめでおいしいんですよ。ウィーンのいろんなカフェハウスでアップルシュトゥルーデルを食してきた私としては、ザッハーのシュトゥルーデルは今一?!好みと合わなかったと言えばよいでしょうか、ちょっとパサパサして硬かったんですよね。あんまり大声では言えないですが、個人的にはマリアヒルファー通り(Mariahilferstraße)にあるカフェ リッター(Cafe Ritter)のアップルシュトゥルーデルがおすすめです🍎
ウィーンに来たら、ということで必ず案内書などにも登場するカフェ ザッハー。一度行く価値はあると思いますが、お財布の準備をしっかりしてから訪れてみてくださいね!
ウィーン観光の一部をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?他のヨーロッパの大都市と比べるとウィーンはそこまで大きい方ではありませんが、ちょっと街に出るだけでも歴史を感じることができます。なんだかんだこれが好きでウィーンに居ついちゃっているのかもしれません。
それでは次回はKarinのブログをお楽しみに!


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